そういやゲーマーが武術を始めて云々みたいな本が出たと聞いて、最初に頭に浮かんだのがこの辺だったので、スターソルジャーとかマイティボンジャックとかたけしの挑戦状とかをやり込むと武道の極意が掴める!という本だったらすごいなあと思ってたけど、特にそんなことなかった。残念。
この辺の話を進めて、ホラー系の悪霊とか呪いとかもスタンドとして解釈すると、「祟りじゃ…これは○○様の祟りじゃ…!」とかの恐怖を煽る言葉が、「これはまさか…スタンド!我々はスタンド攻撃を受けているぞッ!」となってしまい、むしろ闘志が湧いてしまうので、その時点でホラー感大激減である。
まあ、このテントウ野郎のアクションを「奇策」と言っていいのかどうかは悩ましいところですが、といって、こっちみたいに見たまんまなのもやはり考え物ではある。「私はこのような技を使って攻撃しますよ」と名前で大アピールするのは忍者としてどうなんだ。特に大玉爆吐坊。お前はそこに正座だ正座
個人的には「奇策」とまで言うなら、こいつみたいにいきなりロールシャッハテストと称して変な模様を出して相手の動揺を誘うとか、その模様を移して相手を別人格に強制チェンジさせるとか、試合中にサナギになって防御するとか、模様からトゲを出して反撃とか、それくらいやってほしいものである。
つか、この辺の台詞を踏まえるに、星を救う手段として「素手で何とかする」という考えは変えてないっぽいので、この「可能性」って、
「クソ力でパワーをもっと上げ、
真のマグネットパワーを全力で使えば、
星の崩壊を止められるのでは…?」
くらいの気がしてならない。
北杜夫「どくとるマンボウ青春記」に曰く、「この頃の日記ばかりは、いかな殉教者であれ、いったん死んでしまってもまた生き返って、日記帳を抱いてスタコラ逃げ出すに決まっている」という言葉の通り、こんなもん人に見られてたまるかと思うばかりである。もうこれもんですよ。
衛府世界なら、黒船とか来ても大虐殺要塞・駿府城から出撃した金陀美が金陀美轟雁ぶっぱなして艦隊全滅ですよ。まあ、衛府世界の方のアメリカが、ガミラス帝国並に遊星爆弾とかズンドコ撃って来る様な国だったら、また話は別ですが。
今月のREDでも残酷無惨な展開になってる衛府の七忍ですが、今の沖田編を見てると、沖田以外の新選組隊士が「彼らは回想でしか出番はないので期待するな」というのが一目でわかるモブっ面なのが、ある意味潔いなあと思うところ。永倉、原田はまだしも、土方ですらこうですし。
この辺踏まえて、ゼブラ戦のマリキータのこの台詞を見返すと趣き深い。
サタン「キン肉星、魔界、超人墓場を封印した。
これで中の奴らは出て来れない」
六槍客「やったぜ。今ならワンチャンよ」
サタン(あ、地球に残ってる始祖いたわ。…黙っとこ)
まあ、嘘は言ってないわな。嘘は。
補足:なお、その際、無言で虎拳を当てるなどしてはいけません。お子様が「おいは恥ずかしか!生きてはおられんごっ!」と即座に割腹する危険があります。万一、そのようなことになれば、武士の情け、素早く介錯し、詫びるがよかろうかと。
その後、Q&Aコーナーでこんなやりとりもあったりするかもですね。
Q:「衛府の七忍」を買い与えて以来、息子が「チェスト関が原!」と連呼するようになりました。如何にすべきでしょうか。
A:即座にぶん殴って、「誤チェストにごわす」と言い放ちましょう。