昭和55年放送の橋田壽賀子ドラマ「心」
神楽坂のとんかつ屋「一村」の厨房には味の素の金色缶と20キロ箱が映る。昭和の頃は味の素を否定する声はあまり聞かなかった。
いつから味の素を「科学調味料」などと批判する声が多くなったのだろう。左翼漫画「美味しんぼ」の影響も大きいとは思うが。
堀切菖蒲園駅から徒歩12分、間もなく桜が満開になる堀切四季のみち近くの細い路地に佇む創業50年超のラーメン屋。20年程前に立ち退きで隣地よりアパート1階に移転。高齢のご夫婦で営まれている。ラーメン、半チャーハン、餃子を頂く。手作りの味が嬉しい。堀切1丁目に唯一生き残る貴重なラーメン屋だ。
神戸某所(店名ネット掲載禁止)のお好み焼屋。ネットに情報が殆どないから人柱になる覚悟で看板の日替り定食を目当てに入店したが東京から来たと伝えたら強制的にお好み焼きになった。ソースが辛口で美味い。そばめしも美味い。女将さん、娘さんが優しくてこの店をみんなに紹介したいけどダメらしい。
艱難汝を玉にす
(かんなんなんじをたまにす)
我に七難八苦を与えたまえ
(山中鹿之助)
憂きことのなおこの上に積もれかし限りある身の力試さん
(熊沢蕃山)
のび太くんのパパはチビッ子達に名言や格言をいっぱい教えてくれたんだな。
大人になった今頃になって、のび太くんのパパの言葉が心に響くよ。
昭和44年発行の「土井勝の材料別おかずの手本」を発見。白ワインではなく白ブドー酒に時代を感じる。今ではあまり見かけないカレー天ぷら、スイスステーキ、即席コールドビーフなど昭和の魅力的な料理が多数。54年前にこれだけの料理を紹介している事にビックリした。
息子さんは土井善晴先生です。
昭和35年に建設された雷門のすぐ脇に佇む東京オリンピック開催の昭和39年創業のとんかつ洋食屋。観光客よりも地元の人達に愛されてきた店との事。とんかつ定食とミックスフライ(海老,牡蠣,ヒレカツ)を頂く。親父さんと厨房に立つ息子さんは40代、これからも浅草の庶民の味を楽しませて欲しいと願う。
久しぶりの変体仮名(へんたいがな)
御多越る(オタヲル)
御は漢字の御のくずし字。
多(た)が変体仮名。
越(を)も変体仮名。
平成が終わろとしていますが
皆様、変体仮名を忘れないで下さい。
ヒロポン(覚醒剤)と言えば昭和二十五年位まで合法で薬局でも売っていた事は現代の日本人には仰天の事実ですね。
サザエさんで有名な長谷川町子の漫画にも「ヒロポン」という作品がある。
これを子供が読んでたってスゴいね。
青井駅徒歩9分、都営住宅が立ち並ぶ弘道2丁目の路地に佇む創業約50年のもつ焼屋。美人の女将が1人で切り盛りしている。もつ焼、ラーメンなど頂く。もつ焼は注文を受けてからカットして串打ち。1本80円と安価だが大きくて美味い。記憶に残る名酒場だ。女将は耳が遠いから大きな声で注文してあげてね。
1ヶ月半ぶりの堀切 樹。チンジャオロース、肉野菜炒め、エビチャーハン。安定の美味しさ。色んなラーメン屋に行くけどやっぱり樹の料理が1番だな。最初の一口目が若干薄味に感じるから最後まで美味しい絶妙な味加減。最近の若者向けのラーメン屋は最初から味が濃いから三口目くらいで飽きてしまう。
焼津駅徒歩22分、神武通り商店街に佇む創業60年超のハンバーガーショップ。日本に生き残る最古参のバーガーショップの1つではなかろうか。土日祝のみ営業。ハンバーガー、フライドポテト、シェーク、ガラナを頂く。昭和に戻った気分。感謝の言葉しか出て来ない。
次回はホットケーキを食べてみたい。