先週、藤子不二雄Ⓐ先生のお誕生日をお祝いすべくトキワ荘マンガミュージアムへ出かけた機会に、藤子・F・不二雄ミュージアムにも行ってSF短編の原画を撮影してきました。(2F「展示室Ⅱ」の原画が2/22から3/20まで撮影OK)
近ごろ、皿を割ったり物を壊したりしてストレス解消できる店が各都市にできてるようですが、ドラえもん「ムシャクシャカーッとしたら」(初出「小学三年生」1977年12月号)はそういうストレス解消法を存分に疑似体験させてくれる話。普段やっちゃいけない破壊行為をやってしまえる痛快感と背徳感よ!
日本マンガ史における、目の辺りだけを隠した仮面の少女の系譜は、松本かつぢ先生から手塚治虫先生に受け継がれ(『魔法屋敷』ヒドラ、『リボンの騎士』サファイヤ)、そこから多岐に影響を及ぼしていったのでしょう。藤子・F・不二雄先生にもその影響が!?(『エスパー魔美』魔美、『チンプイ』エリ)
手塚治虫先生の『ブッダ』で、飢えた老人に差し出す食物を見つけられなかったウサギが自分の身を焼いて食べてもらう自己犠牲の話が紹介されます。これはインドの仏教説話・ジャータカに含まれる兎本生譚(ササ・ジャータカ)。藤子F先生の『エスパー魔美』でも高畑さんが魔美にこの話を聞かせています。 https://t.co/R3wnBHj0P0
トキワ荘マンガミュージアムのグッズはお菓子に力が入ってますね♪特にかりんとうはⒶ先生の『まんが道』『少年時代』で存在感を発揮したお菓子なので、オリジナルグッズ化されて嬉しい限り。普段あまりかりんとうって食べないのですが、Ⓐマンガの影響で妙に憧れのお菓子感をまとって感じられます😄
1970年の大阪万博と手塚治虫先生の関わりというと、フジパンロボット館をプロデュースしたり、少年マガジンの表紙に万博怪獣エキスポラを描いたり…等が思い浮かびますが、手塚マンガの中の大阪万博となると、短編『ふたりは空気の底に』(プレイコミック1970年4月11日号)のこのコマが印象的です。
“禁煙”的なシーンのある藤子・F・不二雄先生の漫画の最初の事例がこの4コマでしょう。
「北日本新聞」昭和25年2月26日付に掲載された『こんな小供に誰がした』。F先生が高校生の頃の作品です。
#世界禁煙デー https://t.co/xl9HQNib06
講演会「災い転じて怪となる~自然災害とモノガタリ~」では、股が七つなのになぜヤマタノオロチというのか?という話もちょこっと出ました。
のび太が「頭が八つならまたは七つだよ。ナナマタのオロチというべきだ」と訴えたあの問題です(→)