三人同棲……と見るか否かは見解が分かれそう。お姉さんと無邪気な妹(姉妹ではない)と夏を過ごしたい雪だるま、これアナ雪がモチーフなのか?「田舎の夏、概念の夏」という具合の風景描写にも力が入っている。感傷マゾ案件。 
   ケントさんがTSF物語(新堂エルのエロ漫画)みたいなことを…!そのままのシチュエーションがあるわけじゃないんですが、女体化後も童貞ホモソーシャル空間に混じろうとするせいで貞操の危機が訪れたりします。本当の危機はそのあと、「男性の頃からタクミくんがを好きだったらしい親友」なんですが… 
   「殺しの烙印」と「カムイ外伝」が日常百合漫画をやってる「忍者と殺し屋のふたりぐらし」、どうにかしてヒットコンテンツになってほしい。少しでも多くの人に「葉っぱを使った焼き芋」で戦慄してほしい。 
   エイリアン9エミュレーターズ、あまり好きではないけど「友情があるから過酷な戦いを続ける」結末は良いし駒井先輩の歌うダサいテーマソングも悪くないかもな、と言うのが今日のちいかわ感想です(なんで?) 
   他人を勝手にプロファイリングする上に自分を「中島アンチ」には分類したくない七瀬、あまりにも度し難い。でも綾城さんの目に止まるリスクを考えたら、自分でアンチツイートするわけにもいかないんだよな。だからTwitterに感情を垂れ流すこともできず、読者は七瀬が煩悶する姿ばかり見ることになる。 
   「0件ジャンル」の回、スタイリッシュなポーズでTwitterを止めるコマがツボに入る。綾城さんは出てこないんですが、そのおかげで(?)純粋に二次創作の辛さ楽しさを描けた良エピソードです……いや、本当に「主人公から綾城さんへの感情」が中心になると「創作の話」としては純度下がると思うんですよ 
   「凄い小説を読んだ」という感動が「書き手と親しくなりたい」という欲望に直結する2話、やっぱり「創作讃歌」というお綺麗な言葉からはみ出していると思う。Twitterでなければ(書き手と交流できる可能性が無ければ)生まれなかった作品