そういえば清水玲子『秘密-トップ・シークレット-』には、まさに皇室の祝賀パレードが物語の重要なキーとして登場するエピソードがあった。白泉宮さまと粧子さまの世紀のロイヤル・ウェディングです。これも初出は1999年なので、まだ93年のご成婚パレードの記憶濃厚な時代。
「ひろのみやひこ」さんは大学で水運の研究をしていて、幼い頃から見られることにはなれており、柏原芳恵とブルック・シールズがタイプという…。
アクションに連載されていたのは昭和最晩年頃。時代性といい、いま読みたい「天皇マンガ」堂々の第1位。厳密に「天皇マンガ」と言えるかどうかはまあ…
祝賀御列の儀記念・超個人的「祝賀御列の儀の日に読みたい天皇マンガランキング」
第1位
『恋はいつもアマンドピンク』(赤星たみこ・双葉社)
これこそまさに今日読みたいマンガ。わかる人にはすぐわかる、若い人にはピンとこないかもしれない「ひろのみやひこ」さんが大活躍するマンガです(続
祝賀御列の儀記念・超個人的「祝賀御列の儀の日に読みたい天皇マンガランキング」
第2位
『パレス・メイヂ』(久世番子・白泉社)
これも「明慈帝」という偉大な君主を継いだ女帝・彰子が統治する架空の国を舞台にした物語。女帝であるがゆえに「恋」を禁じられた彰子が、侍従・御園公頼との(続
『AKIRA』を初めて読んだ妻から「アキラの大覚って大覚寺統の大覚?」といわれ、なるほどなー!と。
悟りの意味の大覚としてうけとってたけど、南朝のダブルミーニングにもなってるのだとしたらすごく面白い。おそらくまだ存在はしてるのであろう日本国の天皇と、大東京帝国の大覚さま。おもしろいー
天皇が登場するマンガをずっと探しては読んでいるのですが、そんななかで巡り合った『ミスター味っ子 幕末編』に、特定世代に最高に刺さる一コマがありました。
もうねまさか味皇のくちからこんなセリフが聴けるなんて。これはほんとにその世代の向きには現物を読んでほしい(2巻第7話より)。