明治時代の博物図鑑的なものをパラパラしてたらこれによく似たキリン図があったのだけど、「之猟猢」とかいてギラヘ?と読ませて「中国に名無し」と。ギラヘは音あてただけってことなんだろうか。 https://t.co/5SE9Z5xhzX 
   とりあえずいま猛烈に気になっているのが源義経ジンギスカン説。奇しくも秋聲展にも龍子展にもこの伝説を題にとった作品があり、珍説奇説の類と認識してたけど当時(昭和初期)はそこまで注目されていたのかと。
日本軍の中国大陸進出(とくに東北部)とからめて語られてたというのがまた。 
   大正時代に「鯰江震治郎」さんという人がいたらしい。
確実に親が狙って名付けたとしか思えない。もしくは白ひげ方面の能力者。 
   そして説明部分には「伊奘諾尊第三ノ御子、天照大神ノ御弟ニテマシマス」とあって西宮戎につながる由緒が書かれてる。この系譜ならばたしかに「西宮太神宮」を名乗っても故ありと思える。
あとこまごま読みが添えられ天照ス太ン神、あまてらすおおんかみと読まれてたらしきこともわかって勉強になる。 
   エビスさま、現代は「恵比寿」「恵比須」あたりがメジャーな表記だけど、これは「恵美酒」。
「美酒を恵む」とかいてエビス。
最高じゃないかこれからこちらの恵美酒さまを日々おまつりしようっと。 
   清酒の銘柄にはいろんな「正宗」があるけれど、思わず二度見してしまったこれ「カツヲ正宗」。
なぜカツオ… 
   鍋島直茂の三百年祭にあわせて出されたらしい伝記、その名も『鍋島直茂公』の表紙デザインがとてもいい。
鍋島家の家紋「抱き茗荷」のうえに佐賀の鳥カササギがあしらわれていて、和風かつ西洋のエンブレムのようなかっこよさ。こういうドッキングみたことないんだけどこの本のオリジナル?