『世界遺産 百舌鳥・古市古墳群ガイド』(小学館クリエイティブ)という本を読んでいたら日本書紀のコミカライズが載ってたんだけど、同一の作品内に束帯姿(応神天皇だから神像ベースか)と古墳時代のミズラに衣姿の天皇、皇子が混在しててとても不思議な世界観に。
(画像は同書34、35ページから) 
   神さまが神代文字で葉っぱになにか書きつけているところの図。神代文字は「阿奈以知」というらしい。
江戸人はまあなんでもよく絵におこしてくれてるなあ…。これ自体は明治前期の刊ですが。 
   別紙進退伺の趣は不問、云々。
天文台の管理が東京帝大と理科大だったということなんだろうけど、明治も20年代ともなると暦の不備に関して進退伺だすのが大学のトップという。
これが30年前なら土御門さんだったのかどうか…時代の変遷、暦の変遷を思わせるお話。 
   改元 大政元年六月十五日 御即位
輪王寺宮御事
東武皇帝 御諱 陸運
 御后
一条関白御女仙台慶邦幼女
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権征夷大将軍 兼国務方 仙台 新三位藤原慶邦
伝聞とはいえすごい文字列。 
   本日はさるきわめてやんごとなきお方のお誕生日ということで、生前に描かれたさるきわめてやんごとなきお方のイラストなど。 
   おともの犬は桃太郎の従者として朝廷に参内し、ありがたい名前を頂戴しています。
その名も、安永七郎門守盌々(かどもりのわんわん)。
犬キャラに「わんわん」と命名するアイディアはざっと250年前にはあったのだった 
   土産も買い終えあとは新幹線を待つばかりの新青森駅ホーム、あとはなんかあるんかいなとプラプラしていたら突如目に飛び込んできた「天皇陛下命名菓子」の文字。
天皇陛下命名菓子ですか、へー。
え?天皇陛下命名??献上でなく?
天皇陛下命名菓子だと!? 命名?????  https://t.co/Z5RiTWBq2w
   明治初期の小噺。
「たくあんを一本おくれ」
洋犬(かめ)にひとつやったら
「わん」
oneとワンをかけるダジャレということかと思いますが、もうこの時期からあったんだなとちいさな感動。
洋犬をカメというのは西洋人がペットの犬にカメカメ(come on,come on)といってたとこからきたとかなんとか  https://t.co/GPz9Z6n6p1
   とりあえずいま猛烈に気になっているのが源義経ジンギスカン説。奇しくも秋聲展にも龍子展にもこの伝説を題にとった作品があり、珍説奇説の類と認識してたけど当時(昭和初期)はそこまで注目されていたのかと。
日本軍の中国大陸進出(とくに東北部)とからめて語られてたというのがまた。 
   明治6年の日本人が想像で描いたスフィンクス。ヒゲとかいろいろその 
   「吉野のくもゐ桜のせい」はキャラクター展開されてもおかしくないかわいさがある  https://t.co/RxQ6dBQwkF