『コブラ 第5巻 ラグ・ボールの巻』寺沢武一:宇宙海賊コブラのSFアクション。20世紀以来?の再読。面白かったです。大傑作。絵もストーリーも素晴しい。グラマーな美女たちの描写も魅力。特にこの巻はスポーツ物としても最高。米国の作家の作品だったら、何度も映画化&ドラマ化されてると思うなあ。
新たな主人公で新シリーズが始まると、旧作の主人公が脇役やゲストで登場したりするじゃないですか。コミックの『ウルフガイ』にアダルト犬神明風の神明が登場したのも、同じケースだと思う。『狼の紋章』の大ヒットで、旧作『狼男だよ』が注目され、続編が執筆されて、アダルトウルフは主役に戻った。
『extra幻魔大戦 ④ part1』原作 平井和正 漫画制作NN:1年以上待ったGENKEN編のコミック第4回(原作第7巻『浄化の時代』)。part1は久保陽子の救出。面白かったです。陽子の悲劇は辛いけど、東丈、三千子お姉さん、井沢郁江、田崎宏の4人が一緒に行動する、貴重なエピソードだった。しかも、幻魔結界。 https://t.co/E6iXvp1WJR
『おかえりアリス(1)』押見修造:面白かったです。傑作。初心な主人公が片思いしてる、幼馴染・三谷結衣は最高に可愛い清純派(今のところ)。高校入学の日に再会し、「男はもう降りました」と自己紹介した、もう一人の幼馴染・室田慧は積極的な「超美少女」。令和の『ストップ!! ひばりくん!』か。
『アマゾネス・キス 2』意志強ナツ子:濃いキャラが続々と登場。面白かったです。傑作。一人目の神と言うか奇人風なヘラクレス義雄は強烈。 図々しい小森たいき君だけど、嫌いなトレーナーにトレーニングしてもらってるシーンでは感情移入しちゃったなあ。第3巻で終幕だそうで、読むのが楽しみです。
『ガラスの仮面』(美内すずえ)は1984年にアニメがきっかけで読み始めた。マヤちゃんに惚れてファンクラブ入会を考えた(笑)。真澄さまが台風の夜に一人で観劇した32巻は感動したなあ。その後、魔法が切れた。2004年の42巻までしか読んでない。去年49巻まで入手したけど未読。8年も新刊が出てないのか。
『アドルフに告ぐ』手塚治虫:累計450万部超え。手塚神の後期の代表作。久し振りに再読。面白かったです。3年前に作品の舞台である神戸で「手塚治虫展」に行ったら、『アドルフに告ぐ』コーナーがあったので感動したことを思い出しました。それにしても、語り手の峠さんはモテ過ぎ(一目惚れが多い)。
『王の死』諸星大二郎:社長の息子が帰国すると全社員が新社長として歓迎。社長の老いにシンクロするかのように、会社の業績も悪化していた。父は社長にとって一番大切なのは健康と話す。社員からの退陣要求を拒否した父は殺害され、息子は新社長に就任。安倍首相辞意の報道で久し振りに再読。傑作。
『VERSION』坂口尚:坂口尚さんの長編3部作(『石の花』『VERSION』『あっかんべェ一休』では唯一のSF作品。全3巻読了。3部作では本作だけ未読でしたが、期待以上に面白かったです。傑作。『石の花』に登場したW・ギュームのような人類の悪の象徴的なキャラの語りが興味深かった。絵は本当に上手過ぎ。
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「…ふむ はじめたね」「しかし まさか これが きみの最大出力というわけじゃないだろうねぇ?」
『幻魔大戦』(平井和正・石ノ森章太郎)の地球派遣幻魔兵団の司令官シグのお言葉。月を落とせるぐらいの実力が必要だけど。
『アバンギャルド夢子 新装版』押見修造:押見修造氏の最初の単行本の新装版。高校一年生・15歳の夢子は男性のち〇こが見たいと願うあまり、美術部に入部し、先輩にヌードモデルになってと懇願する。面白かったです。傑作。ラストの夢子の宣言が感動。夢子がひたすら絵を描きまくる、熱血アート漫画。