山上たつひこ先生の初期作品「やってきた悪夢たち」(1969年)
モブ・キャラの中に、永井豪先生ちっくなキャラが…(ハレ~)
ギャグ、SF、ホラーと接点が多い気がする山上先生と永井先生
実際の所は私にはわからないが、永井先生は山上先生に影響を与えたりしたのだろうか?
御存知の方、教えて~
高須克弥「らくにシミをとる本」(1989年)
「桑田二郎先生 meets 高須クリニック」AGAIN!
こちらはお肌対策がメインで、「10歳若くなる生体医学」より挿絵は少なめ
その代わり、デフォルメ・キャラを多用して、ユーモラスな感じを持たしている
ラストは高須院長のナイス・スマイルで〆
ステキな本です
怪奇マンガで「蛇」を扱ったものには、蛇に憑りつかれた人が蛙を食べる「ゲテモノ喰い」描写がつきもの
ただ、杉戸光史先生「白へびの墓」では、食べられる蛙が如何にもマンガちっくで違和感ありまくり
ここはリアルに描いてもらいたかった!
…けど、リアル過ぎるのも、ちょっとなあ…
難しい問題です
偏愛してるけど、作品を読むのが困難な、中島利行先生の短編「ナコとマコとしらなみと」(掲載誌不明)
「まゆみと結核の妹、奈津江は大の仲良し。二人は玉男という少年と知り合う。ある日、姉と玉男が海水浴に行った事を知った奈津江は…」という内容
悲劇ではあるが、溌剌としたキャラが今でも魅力的
佐藤まさあき「劇画帝銀事件」(1979年/画像は1997年のアスペクトの復刻版より)
この作品では、真犯人は石井部隊(731部隊)出身者と推測し、平沢貞通氏(1987年に獄死)を冤罪の犠牲者として描いている
真偽は私には判断できないが、もしも冤罪なら、誰がどう責任を取るのだろう?
読後感は複雑…
ちなみに、「生血を吸う幼女」に、さがみゆき先生を彷彿させる頁があった(個人の感想です)
古賀新一先生はさが先生に(多分、池川伸治先生よりも)影響を与えている気がするが、頭の中はフニャフニャした思い付きだらけで、堅固とした考えにまとまっていない
んにしても、猫を卒塔婆で刺し殺すって…
つちのこ堂さんの紹介により極一部で有名な「しめ殺すほど愛したい」は、タコ型宇宙人(チュ~チュ~言ってるし、スミで人を溶かしてる)と地球人女性の愛を描いた小品
三条友美先生の美少女とタコ宇宙人の絵がギャップが凄い
んで、ラストは「人類皆殺し」で〆
如何なる思想の下に描かれたのか謎だ…