すねやかずみ先生の隠れた佳作「踊れ!墓場で…」(講談社)
この作品に出てくる、伝説の恐怖漫画家「死野埋葬虫(しのしでむ)」が気になって仕方がない。
すねや先生があの大先輩に敬意を表した…と考えても大丈夫ですよね?
(非常に下品な内容です。女性は読まない方が賢明です)
オナニー指南は、あの臣新蔵先生(故・平田弘史先生の実弟)の「抜か六戦記」(「漫画快楽号」1979年9月号)にも扱われている
何、この説得力…?
にしても、「ミミズ千匹」を再現するために、本物のミミズを使ったのは、この人達だけに違いない
中島利行「わるふざけをぶっとばせ」
低俗なTV番組を真似る子供達。それに業を煮やした少女が学級会で「女の子をばかにするわるふざけ」に抗議する内容
俗悪なTV番組、更には大人への、作者の批判を感じる
ただ、掲載が子供新聞の為か、「性の目覚め」には敢えて触れていない気がする
難しいテーマです
ストーリーは小島剛夕先生の「蛇眼」に影響を受けていると思う
ただ、それだとオリジナリティー不足と考えたのか、主人公の生い立ちに、蛇を食う男や大猿に育てられたという設定を追加した模様
サリドマイド薬禍を引き合いに出して、社会派かと思いきや、蛇人間のオカルト話が出たりで、何かと分裂的…
小学生の頃、「パンク・ポンク」の一話、「パンツ・コレクター・ボニー」のこのコマ(左の画像)を目にした時、たちいりハルコ先生は絶対、天才に違いない!と思った。
不惑を過ぎた今でも、その確信は全く揺るがない!!
西たけろう先生「ミイラ少女」に、ハートが乱舞する描写があるが、西たけろう・キャラとハートマークは絶望的にミスマッチ
昼間から陰の濃い顔をしてるキャラに、少女漫画的な華やかさが似合うワケがない
でも、実は西先生、バリバリの少女漫画を描いていたりするのだろうか?
あったら、読んでみたい
私は絵心のない人間で、絵の上手下手についてはよくわからないが、画像の娘さんの「俯いた状態で、人を見上げる」描写って、意外と難しいのではないだろうか?
絵の専門的な知識を持つ方に、意見を伺いたいところです。
谷ゆきお先生「死皮ごろも」での、主人公の老婆が祈祷所を訪れるシーン。
祈祷所はお休みなのだが、「本日霊休日」にズッコケた。
谷ゆきお先生はいろんなところに妙な小ネタをちりばめており、こんな御人のマンガが面白くないワケがない!!