あや秀夫先生「はばたけノブ」
地味な思春期ものだが、「更衣室に覗き穴を見つけた中坊達が覗き穴に殺到している時、女子側から棒を突っ込まれて、失明寸前になるシーン」は、過去に虹彩炎を患った身としては、かなり怖い
ホラー映画でたまにある「鍵穴を覗いていて、目をやられるシーン」も苦手です…
怪奇漫画では授業でしゅっちゅう「カエルの解剖」をしている気がしているが、入江しげる先生「すみれさんのマスコット物語」(「少女ブック」1956年6月号付録)は「カエルの解剖」が登場する最初期の漫画の一つでは?と考えている
少女漫画なのに解剖シーンがやけにリアルで、作者の実体験だったのかも
「いたずら娘」(160円/1962年1/1)
詳細については以下を参照の事
https://t.co/uafRjeieSo
金持ちの描写に、池川先生の金持ちに対する複雑な思いが見え隠れするような気がする…かも…
まあ、主人公は、浮世離れした、金持ちのボンボンなので、結末は「毒薬と三人娘」の方がしっくり来ると思います
津々見じゅん「どけち馬鹿」(1974年「漫画ボン」3月号)
津々見じゅん名義の貸本や児童漫画は目にしたことはないけれど、この絵から、丘野ルミ先生の別名義で間違いないと思う
主人公が明朗活発なのは相変わらずだが、内容は大人向けで、エロなシーンもあり(かなりぎこちない)
やはり、作者は男性?
保谷良三「夢見る人」(「泉 No.66」(若木書房)収録)
夢見がちな少女が、ハンサムな青年に想いを寄せ、色々と想像を巡らせるが、実際の彼は…という物語
少女漫画に関して詳しくないですが、絵柄は、ちばてつや先生の影響あり?
でも、シャープな描線や巧みな構図、きっちりとした構成で読ませます
インフルエンザ・パニックを描いた作品の中で、個人的に注目すべきと思っているのは黄島点心先生「くままごと」第32話『パンデミック!熊インフルエンザ』
もろに神戸のインフルエンザ・パニックを題材にとっているが、重要なのはラスト
もしや、コロナ禍を予言していたとか…(んなワケ、ね~だろ!!)
いばら美喜先生の大傑作「焦熱地獄」は、菊地秀行氏・編「貸本怪奇まんが傑作選 妖の巻」(立風書房/1991年7月10日)に復刻されている
だが、元本に落丁があるため、完全版ではない
運よく、元本の「オール怪談・15」を入手したので、欠落ページをご紹介
復刻本をお持ちの方はどうぞご確認ください
偉そうに「人の目を見て話せ」とか言う輩がおりますが、私、人の目を見て話せないのであります
たまに合わせるぐらいならできるけど、ガン見しながらなんて、とてもとても…
と言ったワケで、渡辺正美・絵「悪魔のささやき」にある、この描写には妙に感情移入してしまうのです
放っておいてくれよ~
「三つ目がとおる」の和登さんは、手塚作品の中でも屈指の女性キャラだと勝手に確信している
ボーイッシュだけど母性的という性格もいいが、やはり、露出度の高さが一番の魅力
しょっちゅうスッポンポンになっているけど、これって永井豪先生の影響なのだろうか?
何はともあれ、和登さん、サイコ~♡
手塚治虫先生「ザ・クレーター」の一編「三人の侵略者」
地球に偵察に来た宇宙人達。彼らは脱獄囚に化けて、ある別荘に潜り込むが…という内容だが、その中で「マンガの神様」らしき漫画家が宇宙人に寄ってたかってブチ殺されるシーンは何度見ても、笑けてしまう
ただ、それだけなんです…
偶然に入手した、ひばり書房黒枠単行本の案内広告
「恐い恐い恐い 超怪奇劇画」や「恐怖のフィ~リング」等の煽り文句が味わい深い
これ以外にも案内広告は存在するのだろうか?
もしも、高園寺司先生や矢乃藤かちすけ先生の作品が載っている案内広告があるとしたなら、裏面の紹介が非常に気になる
同雑誌に掲載の、緑川ほうれんそ「なめネコ」
と言っても、「(女性のおマタを)なめネコ」というサイテ~仕様で、故・谷岡ヤスジ先生のバター犬と夢の共演
更には、雪女や雪男まで出て来て、ワケわからない…
緑川ほうれんそ先生は検索すると、妙な新書しか出てこないが、どういう御方なのだろうか?