西たけろう先生は基本、生真面目な作風であるが、「助けて!!誰か」に、世にも稀なズッコケ・シーンがある
(作品の粗筋→https://t.co/lfsvj8VWFj)
夜中、異様な物音で目覚めたヒロインが見たものは?と煽っておいて、こんなオチかよ!!
台所の灯りが付いているのかどうか判別できない所も味わい深い
それから、約二十年後
保谷先生はエロ漫画の世界でバリバリ活躍していた
少女漫画時代と違い、絵柄はムチムチのビショビショで、内容は皆、さかりまくり
それでも、保谷先生のこれまでの紆余曲折を考えると、なかなか感慨深いものがある
個人的な事だが、保谷先生の女キャラのおっぱい、好きだなあ~
同雑誌の、故・花村えい子「眠れない夜のように」
若い女性が殺され、髪を切り取られる事件。ヒロインは彼氏を疑うが…という物語
花村先生のイメージとかけ離れたエログロな内容(ただし、タイトル表紙のレズ描写は本編にはなし)
髪を貼りつけたマネキン等、血みどろ映画「マニアック」の影響あり?
ちなみに、この作品、途中で父親が事故死して、強欲な大家が、隠されたプレミア貨幣を手に入れようと画策する話になる
明治の旧二十円金貨は、あの当時に20万円もするらしい
所々に、古銭の紹介があるが、知識がないので、よくわからない
古銭マニアの方に読んでもらって、感想をお聞きしたいものです
矢代まさこ先生「ノアとしゃぼん玉」
「ノアをさがして」等、1970年頃の名作が勢揃い
「みずみずしい感性」とは陳腐な表現だが、そこに「シビアな観察眼」が裏打ちされている所が最大の魅力だと思う
心を震わせながら読み終えた後、後袖の自画像でズッコケる
矢代先生はきっとステキな女性に違いない!!
日野日出志先生「地獄虫を食う!鬼んぼ①」を読んでいたら、少年が父親と一緒にファミコンをプレイするシーンがあって、珍しいと思った
日野先生もお子さんと一緒にゲームをしていたのだろうか?
ちなみに、ゲームは縦スクロールシューティングらしい
絵と音から「ゼビウス」っぽいと思うがどうかな?
何気なく怪奇漫画を読んでいたら、あのイエス・キリストでも言えそうにないセリフを目の当たりにして、心の震えを抑えることができない
(画像は神田森莉先生「ヤンキーバリバリ吸血伝説」(「ホラーM」2000年3月1日発行)より)
「ヤンキーバリバリ吸血伝説」傑作!(つちのこ堂さんのお気に入り?)
ついでに、金田君子名義「泥だらけの太陽」をご紹介
ヒロインは、殺人の冤罪で獄死した母の仇をとるため、暴力団に潜入した娘
殺伐とした内容かと思いきや、登場人物は皆、善人で、売り文句の「純愛ドラマ」と違わぬ展開(ドンパチ等、一切なし)
荒削りな出来であるが、ヤ※ザが出てくる点で貴重かも
「隠し砦の三悪人」の魅力の一つとして、雪姫の存在は大きい
男勝りの姫君だが、肝が据わっているだけでなく、繊細な面もある
雪姫のキャラは様々なジャンルに影響を与えていると思うが、いなば哲「幻影城の花嫁」に出てくる鶴姫はどうだろう?(私の勘違いかもしれないが…)
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