「幸はいつの日に」(170円/1962年8/11)
ゆり子の邸に住む、孤児のさとる。中学生になる前、ゆり子は彼と付き合う事を親に禁止される。二人は友達でいようと約束するが…という内容
「孤児・身分の壁・無理解な親」と池川先生らしい要素が満載
青臭い反抗は当然、大人に通用せず、読後感は暗いです
貸本「若い仲間たち 夢に別れを」(220円/曙出版)収録の団鉄也「雨夜の星」
絵で見ると、江戸川きよしと同一人物だと思う
団鉄也先生は「新戦艦大和」の作画をされた御方のようだが、未読のため、はっきりとわからない
詳しい方に見比べてもらい、感想をお聞きしたいです
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「NEWパンチザウルス」(1989年7/4号)掲載の、水木しげる先生へのインタビュー
右下の、鬼太郎人形の写真が余りに気色悪くて、衝撃を受けた
「チャイルド・プレイ」のチャッキーなんか木っ端微塵にしそうな禍々しさ
水木先生よりも日野日出志先生のテイストに近いと思う
それとも、原作に忠実だとか?
@manga_gorilla ロボトミー手術の描写まであるというのは珍しいのではないでしょうか?
ただし、グロ描写はなく、言葉で説明しているだけです。
やはり、資料が手に入らなかったんでしょうね…。
それを思うと、手塚治虫御大の「ブラック・ジャック」って、やっぱり凄い!(全巻、読んだわけではありませんが…。)
脱線ついでに、「運命線は血みどろの蛇」では、救急車のサイレン音が「ピコピコ」になっている
あくまで個人的な印象でしかないが、好美のぼる先生は擬音語や擬態語を、その場その場のフィーリングで決めていたのではないだろうか?
その自由過ぎる感性に、手描きの文字が相まって、非常に味わい深い
吉元正(aka バロン吉元先生)「眠れる森の美男」
「魔法により氷漬けにされている青年。身も心も美しい女性の唇しか氷を解かせない。不良娘のマリーは、どんな女性が氷を解かすか興味を持ち、屋敷に住み込むが…」という内容
一応は感動的なファンタジーだが、どこかぎこちない感じがあるような気が…
池沢さとし先生「平成版サーキットの狼 サイドストーリー」
当時の読者だった男性の「素朴な質問」(裕矢とミキの初体験はいつ?)に答える内容…なのだが、他にもっと解決すべき疑問があるだろ!
とりあえずは、読者の質問にも、覗き趣味な欲望にもきっちり答えてくれた池沢先生のサービス精神に乾杯!!
恐らく、古賀新一先生の二作目
古賀申策・名義「不気味な目撃者」(「夜の牙⑮」(ひばり書房)収録)
強盗殺人犯の男。事件は迷宮入りするも、目撃者の男が彼の行く先々に現れる…という内容
ストーリーに若干無理があるものの、雰囲気の盛り上げ方が実に巧み
やはりスリラーが性に合っていたのだろう
たまに漫画で見かける「視線と視線がぶつかって火花を散らす」シーン(画像は田野稔「勝敗」(「剣陣③」収録)より)
最初に思いついたのが誰なのかは不明だが、60年以上前からあったらしい
やっぱり手塚治虫先生あたりの発案?
詳しい事を御存知でしたら、どうかご教示していただけませんでしょうか