望月みさお先生の漫画には、時折、ハッとすると言うか、混乱すると言うか、理解不可能なコマや描写が織り込まれている
単に下手なように見えて、実は深い意味が盛り込まれているの?かとムダに考えてしまう罪深さよ(個人の感想です)
だからと言って、内容が面白くなるワケではないので、あしからず
@manga_gorilla 余談ですが、西たけろう先生による作品もあります
「鏡子の恋人」(1965年頃?/ひばり書房)
登場人物の設定、人語を解する馬との交流等、多くの変更や追加がありますが、ストーリーの大筋は一緒です
個人的には、西先生による一冊描き下ろしよりも、南条美和先生の短編の方がタイトで良いと思います
青木智子「迷いの山の館」(「月刊実話恐怖コミック」1993年9月号)
この雑誌での掲載作は「学校に伝わる怖いうわさ」に収録されているが、これは未収録のはず
犬木加奈子先生のアシ出身ながら、既に独自のどす黒い世界を創り上げていて驚嘆!!
タイトル表紙の名前の上のコメントがまた味わい深いんだ!!
西たけろう先生の復刻本付録に掲載の「西たけろう貸本漫画リスト」。
「殺人情報網」(文華書房/170円)に、西本武三郎名義で「三匹の野獣」という作品がありますが、どうもリストから漏れているようなので、この場を借りて、報告いたします。
横山まさみち先生、千葉俊明先生の作品が併録。
ちなみに、個人的に最も印象深かったのは、「乞食」の描写でありました
かようにリアルな乞食は昨今のマンガではお目にかかれるものではありません
とても新鮮に感じました
ところで、作者の北条美鬼先生に関して、詳しい情報をお持ちの方がおられましたら、御教示いただけますと、幸いです
画像は、北杜太郎「入魂譚」より引用。
http://bpojhc.hungry.jp/taiheiyoubunko/nyuukontan.html …
ただし、かなり残虐度の高い作品なので、閲覧にはご注意ください。
ちなみに、ヒロインの名前は、タリー・フィッツシモンズ。
「タリー」と言えば、神野多々里(不思議のたたりちゃん)ですよね!
回を追うごとに、もっちりしていって、可愛くなっていく(?)んだけれど、初期の「犬木キャラ全開」な多々里も実にいいと俺は思ってるぞ!!
(誰もそんなん聞いてない…)
「あの子は泣いていた」(170円/1963年1/20)
雪枝は孤児の兄妹に出会う。妹は足が悪いが、兄は雪枝の親切を拒絶する。ある事で殴られた彼女は彼への「復讐」を決意する…という内容
難病ものだが、カリエスとはヘビーな…
クセの強い絵柄であるものの、たまに艶っぽい少女絵があり、得した気分です
「宇宙戦争」は同年に日本公開され、当時の漫画に影響を与えている模様
司孝平「地底王国の魔人」(130円/出版社不明)
この作品に出てくる火星人の戦闘兵器は絶対に映画がベースのはず
ただ、内容は侵略SFなのに、「お祭り騒ぎ」な雰囲気があって、どこか牧歌的
映画版「宇宙戦争」より面白いと思う