東日本大震災から八年
私は西の方に住んでいて、直接的な被害はなかったが、津波で廃墟と化した町並みを目にすると、やはり無力感に襲われる
そんな今日、ひぐらしカンナ先生「心霊相談」の一話をふっと思い出した
無断転載で申し訳ないけれど、しみじみと心に染み入る内容だと思う
全ての霊に安らぎを
「雨月の里」は「仏草」(1991年「スペクター」No16)のリメイク
カップルが仏草を探して山奥に行き、美女の住む家に泊まるのだが…という内容で、ストーリーは全く一緒(大きな違いは濡れ場の有無のみ)
「トイレがない!」シーンも同じ展開で、ここまで来ると、焼き直しであっても逆に清々しい…かも
「ここに母あり」(150円/一晃社/1960年)
有名画家の遺児である姉妹。姉が松本で療養している間、妹は自分がもらい子だと知り悩む…という物語
しき作品には珍しく、継母は出てこないが、意地の悪い親戚はばっちり健在
途中、突然に「皇太子妃殿下」が出てくるのにビックリ!(似ているのかな?)
特別付随作品「マイ・ディア・ボーイ」
無骨で力持ちの木こり、ディックが大金を得て、ミネソタで教育を受けた事から、女教師と共に町の腐敗政治に立ち向かう…という内容
男臭く、骨太なストーリーで、バロン吉元先生はこちらの方が筆が冴えているように思う
実際、頁数は三倍で、読み応え充分です!
ストーリーの中盤、突如、挿入される「ウクレレ講座」
楽器の名称や弾き方、更には、楽譜まで掲載する力の入れよう
ただ、楽譜は唱歌の「おつきさま」で、矢乃藤かちすけ先生のように自作のフォークソングでないのが残念
とりあえず、エリック・クラプトンに弾いてもらいたい
https://t.co/sXZHhpC1rU
1966年「週刊マーガレット」連載、古賀新一先生「白へびの恐怖」を(断片的に)読んでたら、単行本との差異に気が付いた
詳細は不明だが、単行本化に際して、コマを大きくして、頁数を稼いでいる印象
それとも、読みやすくする為なのだろうか?
いつの日か、古賀先生の作品、雑誌掲載分で読みたいなあ
@PedoroEndou あと、「ソリティア本誌のBELNE」との記述がありますので、こちらも参考までに載せておきます
「ソリティア創刊号」(1986年11月)掲載の「銀朱(あか)のクラテル」
少女漫画に関しては門外漢で、よくわからないのですが、こちらの方が本来の絵柄のようですね
丘野ルミ先生による青年向け路線の「死刑囚の子」
ストーリーは、死刑囚の子であることを知らされずに、看守に育てられた青年が、その事実を知ったことにより、犯罪に走り、警察に追い詰められて死ぬ、というもの
個人的には、悲惨な内容よりも、バーナーで眼を焼くシーンの方が遥かに印象的でした
(生臭い内容。注意!)
余談だが、「蝉を食べた少年」がいれば、「蝉でイッた青年」もいる
(画像は故・畑中純先生「百八の恋⑥」より引用)
先生のマンガは、性の世界の深淵を覗き見る思いがする(けど、ほとんど読んでない…)
ちなみに、「上手な」蝉もいるようなので、興味のある方は試してみよう