辰巳ヨシヒロ先生「浮かれ狸」(「龍虎②」(セントラル文庫/150円)収録)
岡っ引き(同心?)が、狸の瀬戸物が勝手に移動する事件から窃盗事件を解決する推理もの
謎解きは他愛のないものだが、狸の瀬戸物がやけに不気味なのが印象的(首に巻いてる縄がオシャレ)
見方によっては、キモ可愛いかも
杉戸光史「赤毛の吸血少女」より
吸血鬼をたとえるのに、往年の名レスラー、フレッド・ブラッシーを持ち出すか…
でも、相手が「ブラッシーのような吸血少女」であれば、空手三段では歯が立たんわな
ブラッシーの噛みつきに関してお知りになりたい方は以下のサイトをどうぞ
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都島京彌「へまするなっ!!」(「忍風別冊」(三洋社)収録)
「フフフ 俺を甘く見るなよ」のセリフの次に、敵が「金(こん)・餅(べい)・糖(とう)」と呪文を唱えるのが、個人的にツボ
あと、タイトルの「へまするなっ!!」の後に、ヨロヨロの忍者が登場するのも味わい深い
ただ、それだけなんです
@OW7LR8MZJ8puaqk 司孝平「魔女が地獄を呼んでいる」を読んで、叶こずえと多分、同一人物であることが判明いたしましたので、ご報告いたします。
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女性キャラの目の中に、白い点が二つあって、大きな点の方に、横の切れ込みが入っているのが、特徴ではないでしょうか?
上記の本には、いなば哲先生「傀儡」も掲載
偶然に密書を入手した侍が、出世のために、忍者達と死闘を繰り広げる…という内容
この忍者が「鋭いトゲのついたヘルメットに、翼で自由自在に飛行する」という設定で、キテレツながらも、見せ方が上手く、古臭さは皆無
非常に面白いので、復刻を希望します
ちなみに、この作品に出てくる「こうふんざい」の効能書きは
「この薬は鼻くそと小便、馬糞、タコのおならを混ぜ合わせたものなり」
とのこと(ローマ字を日本語になおしました)
こんなもんをヒロインに呑ませるなんて、なんてサディスティック!
帯ひろ志「死者の人形」(「恐怖ミステリー冬の体験大百科」)
「ケイブンシャの大百科」の一冊に収録され、多くの人の記憶に焼き付いているかもしれない
帯先生は可愛い女の子に定評があり、人形も可愛らしいのだが、人を襲う時は実に凶悪で、落差が味わい深い
心温まるラストに作者の人柄を感じる
木の実和「テレビこぞう」(「小学三年生」1959年6月号付録)
日本では1953年にテレビ放送が始まり、1959年には白黒受像機が200万台を超えたそうだが、これは1959年頃のテレビ業界を扱った漫画
たったの6年でテレビ放送産業が隆盛した事が窺える
また、スターの過労や無神経なマスコミの描写も興味深い