「あの子は泣いていた」(170円/1963年1/20)
雪枝は孤児の兄妹に出会う。妹は足が悪いが、兄は雪枝の親切を拒絶する。ある事で殴られた彼女は彼への「復讐」を決意する…という内容
難病ものだが、カリエスとはヘビーな…
クセの強い絵柄であるものの、たまに艶っぽい少女絵があり、得した気分です
4月10日を過ぎてしまったが、平成の世の間にご紹介
小坂井ひでお「チャッカリ・ウッカリ夫人 第三集」(兎月書房)
この中に「皆さん万歳!の巻」にて、皇太子様(今の天皇陛下)と美智子様の御結婚が扱われている
当時はミッチー・ブームで、社会に大きな影響を与えたそうだが、その一端が窺い知れる
水木しげる先生と交友があったらしい宇田川マサオ先生「チャランポラン兄弟④」(三洋社/150円)
蛙のような顔のキャラが、宇田川先生の絵の特徴?
内容はほのぼのとしたギャグ漫画で、四巻も出ているので、人気作品だったのかも
個人的には、当時の風俗を積極的に取り入れている所が興味深く感じた
「ここに母あり」(150円/一晃社/1960年)
有名画家の遺児である姉妹。姉が松本で療養している間、妹は自分がもらい子だと知り悩む…という物語
しき作品には珍しく、継母は出てこないが、意地の悪い親戚はばっちり健在
途中、突然に「皇太子妃殿下」が出てくるのにビックリ!(似ているのかな?)
恋人が奇怪な笑い声をあげながら、包丁を突き付けているのに、
「さあ…
そう緊張しないで
ここで
一休みしませんか…」
って言われてもなあ…
「怪談ふり袖ざんげ」での「四段活用」
https://t.co/Ck490vjlnH
この四コマだけ取り出しても、作品として成立するのではないでしょうか?
三段目のコマによって、メリハリが利いているように思います。
また、左側の娘の表情が変化していく様子も実に味わい深いです。
特別付随作品「マイ・ディア・ボーイ」
無骨で力持ちの木こり、ディックが大金を得て、ミネソタで教育を受けた事から、女教師と共に町の腐敗政治に立ち向かう…という内容
男臭く、骨太なストーリーで、バロン吉元先生はこちらの方が筆が冴えているように思う
実際、頁数は三倍で、読み応え充分です!
高須克弥「らくにシミをとる本」(1989年)
「桑田二郎先生 meets 高須クリニック」AGAIN!
こちらはお肌対策がメインで、「10歳若くなる生体医学」より挿絵は少なめ
その代わり、デフォルメ・キャラを多用して、ユーモラスな感じを持たしている
ラストは高須院長のナイス・スマイルで〆
ステキな本です