こういう言い方もあれかもしれないが、本当にリアル『【推しの子】』を見ている気分だ… まさに最悪のディスコミュニケーション…
そうそう、今回の新たな発見。『マッドマックス2』が『北斗の拳』の元ネタになっているのは誰でも知るところだが、この1作目は、明らかに平松伸二『ブラックエンジェルス』に登場する松田さんの元ネタだな。名前からして…という感じで、松田優作の影響ばかりが語られるが、いや、あらためて見ると、… https://t.co/kwVMhPpqNZ
しかしそんな猫草には思わぬ弱点が…何せ前世はニャンコだから、ボールを見るとついじゃれついてしまうのである。戦う気を無くした猫草を見た吉良は、手強すぎる相手と戦うことを諦め、とりあえずはこれで良し…とするのであった。
それにしてもこの映画を見ると、平松伸二の『ブラック・エンジェルズ』は、設定のみならず、世界観や倫理観のようなものまで完全に仕掛人の影響下にある漫画だったことが、よく分かる。 https://t.co/GZCIg04lHz
問題は、彼が秘かに隠しているものがモエエシャンドンではなく殺した女の手首だということ。ただしこの手の漫画の悪役にありがちな大それた野望は一切持っておらず、自分の欲望さえ満たされれば、あとは煩わしいことに関わらず静かな生活を送りたいと願っている、いかにも90年代らしいロハスな悪役。
そんな一つの時代を色濃く反映した作品と、時代を超えて世界を駆け巡るゴルゴ13…そんな二つの両極端な作風を、だが見間違えようもないあの「THE 劇画」タッチな絵で綴ってくれたさいとうたかを…どうぞ安らかに。
ただその裏返しとして、「絵で表現する力」は昔よりもだいふ後退しているのではないか。とにかくストーリーも設定も複雑だから、どうしても文字での説明が多くなる。大抵の場合、その説明の間、絵の方は死んでいて、学研とかの「漫画で読む〇〇(ex.日本史)」みたいなものと化している。
専門家として言っていること自体に問題があるなら批判されるべきだが、「テロリストの娘」という理由で批判されるのは、一体どんな封建時代の発想かとは思う。
そこへ乱入するのが、家賃を取り立てに来た大家。演じるのは優しい劇団の鴨川汚染。ただし元々出演を予定していたわけではなく、名古屋から東京へ大学受験で来て(!!)帰りに立ち寄ったところ開演前にキャスティングされたとのこと。台本ではなく原作漫画を手に演じる。ザッツ・平原演劇祭!
そんな吉良が、ジョジョたちとの闘いから逃れるため、川尻浩作という別人になりすます(顔は別のスタンド使いに変えさせた)。その妻の川尻しのぶは、夫(本物の浩作)にほとんど愛情を抱いていなかったのだが、中の人が変わった夫に初めて恋心を抱いてしまう。