2018年もいろいろとやらせてもらいました。井上荒野さんの新聞小説「よその島」で200回を越える挿絵を描き、柴崎友香さん「寝ても覚めても」増補新版でコラボマンガを描き、斉藤洋さん「シンデレラのねずみ」で装画と挿絵を描きました。
神保町にある文房堂4Fのギャラリーでの「ザボハウス30周年記念」の展示に。パスカルズのメンバーでもある永畑風人さんが目的です。やっぱり素晴らしくていつまでも見ていられる……。Instagramなどでよく見てますが、やはり現物は格別。ほかの方たちの作品も魅力的で、お近く行かれたかたはぜひ。
描きこみしたくないときはこれくらい。「セリー」より。描きこみ具合をどうするかは完全に作品あわせだ。
『祈りと署名』:短編集、家出少女が紛れこんだ屋敷で…
『夜よる傍に』:初長篇、夜だけ目が見える少女の冒険
『耳は忘れない』:短編集、1994年僕たちはラジオから音楽を聴いていた
『ハルはめぐりて』:ハルがアジアを旅する
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「ハルはめぐりて」、ほんと贅沢な紙の本だった。話ごとに紙が変えられていて、ちょいちょい挟みこまれる旅の思い出はじっさいに僕が旅の途中で集めたもの。このままでの再販はもうムリだろうなあ。
→この位置にあたるコマには「!!」とか「は?」みたいな吹き出しが入ってます。だから浦沢さんのマンガってどんどんページをめくっちゃうんですね。すごい技術です。英語だとpage-turner(読みはじめたらとまらない本)という言い方がありますね。で、さて、ここまで読んで→