急に思いついたのですがちょっとずつ新刊の収録作品を紹介したいと思います。「最後のフェリー」は、ヴェネツィアに研修に来た男の子が、現地の女の子に恋する話。女の子ジョルジャは僕のなかでスタンプにしたいキャラクター1位です。はじめてペンで描きました(普段は爪楊枝でマンガ描いてます)。
圧倒的なメグマイルランドさん『棕櫚の木の下で』2巻、読了。子供の目には節穴も蟻一匹も雨粒ひとつも世界と同等で、それは呪術的なのだ、ということが「絵」で伝わるという作品自体が呪術のような作品で、読んでいると感情が爆発する。僕たちはもともとみんなこうだったんだよ、と思う。
→ナレーションで「中央線」とありますので、それで都内だと分かります。2コマ目でふたりが一緒にいますが、彼女を階段の上に立たせることで、ふたりの関係がちぐはぐだと示しています。「僕」は「彼女」のうしろにいる。5コマ目でもおなじく、ふたりは並んでいません。→
おくやまゆかさん「空梅雨日記」は、おくやまさんの目を通すとけっこうしんどいはずの毎日がワンダーと愛に満ちていることに気づかされるというか、いや、本当は僕たちも知っているはずのそんなワンダーや愛にあらためて気づかされて、にこにこしてしまう。あと間違いなく回転ずしに行きたくなる。
この出だしもすばらしい。拙著『爪のようなもの・最後のフェリー その他の短篇』でマンガ化したものが収録されています。 https://t.co/0yCReGeTI4
若林恵「週刊だえん問答コロナの迷宮」より
社会を新しい方向に向けてピボットさせようとするとき、日本政府は、やたらと広告代理店的な手法を使うんですよね。エコポイントと言ったものがかつてありましたし、キャッシュレスを広めようという戦略においてもまずキャッシュバックやポイントが使われ→