【Trick or Treat】骨皮道賢は応仁の乱で活躍した悪党・足軽である。東軍大将・細川勝元に金品をもって雇われ、後方攪乱などで活躍したが、西軍の攻囲に窮し、女性に仮装して逃れようするも失敗、朝倉孝景に討ち取られた。裸に近い軽装だったからなのか、足軽は当時「足白(あしじろ)」とも呼ばれた。
89歳で討死した三浦義明も、十七回忌に頼朝に「今の今まで私の中で生きている」と言われたから「三浦大介百六つ」と江戸時代には長寿のシンボルになって、ファンタジックな存在になってて面白い。
【死損ね左之助】新選組十番隊組長で槍の名手の原田左之助の妻は、1867年12月、「当座の暮らしに」と大金を託し、身重の彼女を気遣いつつ伏見へ行ってしまったのが、夫を見た最後だったと証言する(新選組物語)。彰義隊に加わり上野で死んだとも、死に損ねて大陸に渡り馬賊になったともいわれている。
#見た人も無言で弓を構えた何かをあげる
弓の絵なら売るほどある(買手は少ない)。
自分が昔から描いている忠勝はこんな感じだけど、今回は男前にしました。添付の漫画、少し文章直してます。
弓道の日。私は経験ありませんが、弓の武者をネタにして、沢山描きましたので、いっちょ噛みしておきます。
押捩り(少弐景資)
小笠懸(北条時宗)
通し矢(星野勘左衛門)
鳴弦(八幡太郎)
【金子十郎】『源平盛衰記』は、衣笠城を果敢に攻める金子十郎に感じ入った三浦大介が、酒を振る舞い激励し、十郎もそれに応えて、今度は腹巻を被って更に力闘する。その猛勇に大介も驚き、和田義盛に命じて射倒させたが、弟の余一が救出したので、金子兄弟がこの日のMVPだったと記す。
源氏の武者。
八幡太郎源義家は、弓弦を鳴らして名乗りを上げ、帝を悩ます怪異を祓った(鳴弦はこんな風にはやらないと思うけど)。