タイトル買いした。『俺は強いっ』。都島京也　わかば書房　作者は園田光慶ぽい拳銃片手の探偵漫画を何本か見たことあるけど他は知らない。初期の作なのかな、これ。ごく穏当な絵と飛躍のあまりないストーリーで、いかにも若描き。貸本劇画に期待するダイナミズムは剣劇場面にちょっとだけ。でも→

ところどころに弛緩した作者の（まったく意味のない）脳内のつぶやきがほわっと浮かんだような台詞があってうれしい。授業中とかテストの最中ぼーっとしながら描いたラクガキのような。→

主人公は、まあそこそこ強いがどーんとタイトルにするほどは馬鹿強くはない。これもその場でぱっと思いついただけなんだろうな。だとしたら、「やられた」。→

おまけ。こういうのは普通に良いと思う。

「ヒヒ…」と笑ってみたい。あんまり妖怪的なヒヒヒヒ、でなくてちょっと悪どいこと考えた時の（普段使いの）「ヒヒ…」。

昨日の讀賣新聞夕刊。突然。

『オフィスケン太』昨日。パソコンは壊れてもう息を吹き返さないので。お母さんのパソコンで、いろいろ教えてもらいながら、ヒーヒー言いつつ色塗ってます。子供もお母さんのパソコン借りてゲームとかしてるので現在、我が家は一台のパソコンを巡って昭和のチャンネル争いみたいなことが起きてる。

記憶絵。ガンプラブーム過熱で模型店の行列で将棋倒しがおきて子供が怪我した事件が起きた時、新聞で見かけた風刺漫画。作者覚えてない。入院中の子供をガンダムがお見舞いしてる図なんだが大人漫画のタッチで描かれたガンダムが細身で今風(？)だった。

『やりくり三代記』「小学4年生」昭和36年付録。 https://t.co/IdsGqsqGwT

『やりくり三代記』大村崑、横山エンタツ、藤山寛美によるダイハツコメディシリーズ（世代じゃないので見たことない）の学年誌向けコミカライズ。西沢まもるって先生が描いてるんだけどとてもかわいくて完成度高い絵。どこまでドラマに即してるのか知らないけど→

登場人物はみんな子供になってるし漫画家の裁量にある程度は任せられてたんじゃないかな。ギャグのほのぼの加減とか、いかにも当時の人情喜劇ぽいのでわからないけど。一家揃って（父母も）全員メガネ着用。良いな。

昨日の呟きと関係するが、子供広場のお祭りの司会は大村崑だったのか。