横山孝雄先生、曙出版の本の広告ページによく出てたけど読んだことなかったなあ。トキワ荘のアンソロジー本に載ってたこの作品、タイトルの付け方に何か特殊なものを感じる。
長谷邦夫が『寺島町奇譚』タッチで描いたトキワ荘epiの諸々が好きだ。
有名なあの事件のくだりもドラマチックに盛り上げるちば先生の作(もちろんこっちもいい)に比べて淡々と日常が積み上がってる感じがたまらない。
『トモガキ』の頃の文系美青年自画像と、現在のかわいいおじいちゃん自画像で目がなれてるので『練馬のイタチ』久しぶりに読むとちば先生こんなに肥満体だったの?と驚く。あ、野球やってるから筋骨逞しいって表現の方がいいですね。
#ちばてつや先生お誕生日おめでとうございます
呟いてるうちに読みたくなった。『怨歌劇場』野坂昭如の小説のコミカライズだけでまとめた一冊。『蛍の墓』は最初にこれを読んで→原作読んで→アニメ観たので、アニメはちょっと絵が綺麗すぎるな、と当時(勝手に)思った。この絵であるからこそ凄まじい哀しみが胸を打つのだ。自分は。