脈絡なく。昔席を置いてた漫画サークルにしょっちゅう「今、自分が描いてる作品の設定書」をノートに描いてまわりの人に見せてる人がいた。達者な人だったんだけどその人の完成した漫画は見たことなかった。みんなに「上手い」言われた時点で満足し作品を仕上げる推進力は失われたのかな。勿体ない。
『デカヨさん』たなかまさる 昭和24(1949)年発行。…サザエさんのパチモンというか、後追い作品かなあ。内容が未熟でよくわかんないところ多し。「ありがちのことだよ」って。流行語?全体的にどこで笑ったらいいのか微妙。3本目は吹き出しの順番が混乱してないか。
薪の配給ネタ、なんだかわかんない。当時の世相を知ってるともう少し笑えるのかなあ。2ページ続きのネタは落ちてないぞこれ。
これはちょっと面白い。こっそりデートしてるボーイフレンドがエノケンそっくりだったってこと?5コマ目の「間」がなんかエッチだ。
街頭にマイク立ててみんなで意見を言うの、サザエさんにもあったかな。なんなのこれ。ラジオの収録かなんかなの?3コマ目の主人公にあるまじき台詞がショッキングなんでオチに持ってきた方が良くないか。
もう一本だけ。これも吹き出しの位置が混乱してる。「きぼう」の「ぼう」でつなげてるのはわかるけど最後、なぜ折れるのか。おちてるのかこれで。
「アリババ』の呟きで思い出したけど『ハッスルBOYカンスケ』太宰勉(高井研一郎+山内ジョージ)で砂漠を舞台にした回があってアリババのパロディもアラビアのロレンスのパロディも出てくるんだけど(続)
最後のコマでアラビアのロレンス風キャラがなんか言ってるんだけど読めない。アラビア語か?「やれやれ」とか「ダメだこりゃ」とか言ってるのかな。それとも「ジ・エンド」?50数年間ほっといたのでわからない。
先の呟きから『ハッスルBOYカンスケ』久々に読んだ。キザでカッコつけで皮肉屋で最後に大抵貧乏くじ引く「センパイ」大好きだった。おそ松くんのイヤミのバリエーションキャラか。(183号だし)『六平太』の有馬係長そのまんまだ。
大昔のギャグ漫画なので物語の根幹に関わる、例えば「それが爆発したら大変なことになるからなんとか阻止しようとする、ものすごい爆弾」が最後に爆発しても周りのキャラが真っ黒に煤けて「ヒーッ」って言って終わり、とか。好きすぎる。