古本屋でベストコミック「ジョージ秋山大特集」虫プロ商事1971買った。これ昔、持ってた。デロリンマンも良いけど併録されてる高橋伸樹って新人さんの『妖刀とかげ丸』が懐かしい。当時最も現代的な作家だった秋山作品とは真逆の、民話を題材にしたのほほんとした冒険譚ギャグ。→
小学何年生だったか、つのだじろうの『忍者あわて丸』連載第1回、敵の忍者が歌ってた歌で初めて007の存在を知る。スパイ大作戦やナポレオンソロの方が先だったんだな。なんで「フィンガー」じゃなくて「フンガー」 なんだろう。まだ歌詞の記載にうるさい時代じゃなかったのに。#みんなの007歴教えて
Qちゃんの秘密基地。連載初期なんで今見るとこれはまるごと石森先生のペンだ。こんな豪勢な応接間みたいなところでくつろいでるQちゃんはイメージに合わんな。その後あんまりストーリーに絡んでこなかったのも納得。居候してる方がかわいいもんな。 #憧れの秘密基地選手権
超久しぶりに『聖凡人伝』読み返してるけど極めて命が軽くて素晴らしい。主人公の周りでちょっとびっくりするくらい次々に人が死ぬ。だいたい2〜3話にいっぺんは下宿で首吊りがある。(人呼んで首吊り荘)主人公と関係を持ったキャラは男も女もすぐ首吊る。
酒癖は悪いがけっこう主人公とよろしく付き合ってた良い感じの女性も途中であっさり首吊って退場。(けっこうショック)俺が松本先生に持ってる、人間がばったばったと死んでいく黒いスラップスティックな作劇イメージはこの『聖凡人伝』と『セクサロイド』が頭にあるからなんだな。
まわりの人も吃驚はするけど次のコマではもう酒飲みに行ったり「もうムチャクチャ」とか言ってふて寝してたり。徹底的にドライ。すごいなあ。