トム・キングの『デンジャーストリート』。
「70年代の短編集『1stイシュースペシャル』に登場したキャラによる群衆劇」ということで上はダークサイドから下はレディコップ(その名の通りただの婦警さん)まで様々なリアリティラインのキャラが同じ密度で登場して、場面転換の高低差にクラクラする。
新しい『ワイルドキャッツ』に登場したヴォイド(1枚目)が格好いい。
中空の宇宙服の中にうっすらと浮かぶ髑髏。流石にジム・リー版(2枚目)はいま見るとキツい。
エリス版(3枚目)も良かったけど。
『ラブエバーラスティング』は、50年代ロマンスコミックの古臭い女性観を揶揄する内容だけど、現代的なフェミニズムをテーマに据えた作品ではない。
あまりに50年代の女性観が古臭すぎて、現代社会への批評性は持ちえない。
『犯人たちの事件簿』の「シャバにいられるギリギリの性欲」みたいな感じ。
トムキングの『デンジャーストリート』、いきなりディンバッツとレディコップの夢の共演!
いや、両方とも知らないキャラだけど、この話はこういう超マイナーキャラたちのクロスオーバーなのだ。
前シリーズでウルヴァリン(ローラ)はヴォルトの中でシンクと共に数千年の逃避行を繰り広げ、そこで深い愛情で結ばれるも道半ばで死亡。
ローラはその後ヴォルト潜入前のバックアップで復活したため、数千年の愛の記憶を持ってるのはシンクだけという状況が続いてた。
#1050 って事はもう次の号か。
そうなるとクラークの正体を再び隠す方法は限られてるな。
本命:ルーサーがウォーワールドから持ち出したオーファンボックス
対抗:スーパーマンが連れ帰った子供に宿る旧神の力
大穴:Mxyzptlkの魔法 https://t.co/hmKEK8eqtF
「田舎の方が差別が厳しい」というデリケートな部分に切り込んでるのも面白いし、
その憎しみの方向が「差別解消の道を進みはじめた偉そうな都市部」へも向かうのも、最近の(ネット)社会分断の対立軸である“反権力vs反反権力”を思わせて興味深い。
コンスタンティンが悪夢世界からやってきた最悪の存在である“メタルにハマった自分自身”と会話するシーン。
元パンクスのコンスタンティン的には、
ジューダスプリースト
→ざけんな!
ドゥーム
→割と好き
モーターヘッド
→嫌いな奴などいない!
らしいんだけど、詳しくないので面白さが解らず。 https://t.co/wBgi7zmdjn
ギレンのエターナルズの節々で強キャラ感を出しながら登場するも、大した見せ場が無かったジャック・オブ・ナイブス。
ギレンが作ったキャラだし、本当はもう少し構想があったんじゃない?
代表的なカーンの“ヴァリアント”たち。
こいつらも設定が複雑なので、保険をかけてキャラ付けだけ述べると、
ラマ・トゥトゥ→エジプト風味強め
イモータス→理知的、学者肌、時空管理者気取り
スカーレットセンチュリオン→武闘派。設定がとても複雑
アイアンラッド→ヤングアベンジャーズ、良い子
FGOはよく知らないけど個別のタイトルに限らない全体的な傾向として、男性キャラの外見の振れ幅に比べると、女性キャラの幅は狭いと思う。