#C102 で刊行予定の川本耕次追悼本『川本耕次に花束を』には、あの内山亜紀先生に9P寄稿してもらいました。70年代末の、みのり書房時代の話がメインで、デビューしたばかりの、さべあのま先生、めるへんめーかー先生もチラッとですが登場します。
アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』最終回のラストシーン、あの独特の余韻って何か似てるなって思ってたんだけど、あれだ。福満しげゆきの名作『僕の小規模な失敗』の最終回のラストシーンだ。どちらも主人公が陰キャのダメ人間なんだけれど、行動力と一芸に秀でていて少しずつ成長していく姿が重なる。
資料を提供いただきました。米図にはガラス棚に本書の展示があるようですが、詳細は未確認です。内容としてはコミケが晴海に定着するまでを米沢氏本人が複雑な心情とともに語っており大変貴重。まさか、ここからさらに膨張していくとは。。。この続きは、本人の口から『30年史』で語られている。
コミックマーケット102(8月12日~13日)に批評島で申し込みました。COMITIA144(5月5日)は見送り。
これC28(85年夏コミ)なんですけど、
当時のVTRを載せておきます。https://t.co/UEUKjIOCrl
参加者の証言はこっち
https://t.co/YwaAhdGrwR
当時のエロ本に載った同人紹介記事はこちら https://t.co/64qlxQAsUx
ロリ劇画からの転向を見ると、時流に迎合したように見えるが、決してそうでなく、少女に対するこだわりがきちんと作品から垣間見えるのがいい。なにより、職人らしく自在にどんな展開でも描けるのがすごかった。インピオもある、ボーイッシュもある。今の性癖につらなるもろもろを開拓している。
白夜書房の『ヘイ!バディー』では、悪ふざけ同然の過激なろりこん企画が誌面を飾った。ろり要素さえあれば、雑誌が売れたので、「すべて冗談」という80年代的な態度で、犯罪告白もちょっと笑えるブラックジョークとして扱われた(たぶん自作自演)。今見ると冗談といえ、ポリコレの外である。
それに待ったをかけたのが、富本たつや。スタジオの引き出しで『媚・妹・Baby』の原画を偶然発見した彼は「こんな劇画調のキャラでは売れねー!」と進言。そんで上役に作監を押し付けられ、あれよあれよと怒濤の修正を行い、歴史が変わったのです。https://t.co/iiGH4ozu4Q
まず最初に、悶々亭メンバーや緒方賢美氏がキャラ案を作成したものの、創映新社の企画会議で没になった。難色を示された理由は「青年から中年まで心をつかむキャラではない」というもの。つまり、キャピキャピしたアニメ絵がダメだったのだ。で、あろうことか劇画調の絵が採用されるんだが(→)