口リコンブームの決定版『口リコン大全集』(編集発行:群雄社出版/発売:都市と生活社)は1982年5月に刊行されたもので、初版2万3千部は完売、4万部まで版を重ねた。「監修・蛭児神建」とあるが実際は川本耕次と小形克宏が編集している。執筆陣は川本人脈(迷宮やシベール)で内山亜紀もそのひとり。
アリス出版『少女アリス』Vol.15(1980年10月号)
吾妻ひでお「夕顔」は吹き出しが手書き文字だ
「この号で私はアリス出版を退職するのだが、ドタバタのせいで写植が間に合わなかったのか、この回だけ手書き文字です」(川本耕次『ポルノ雑誌の昭和史』ちくま新書,2011年,119頁)
ひろゆきのアイコンは4chanの住民が創作したもの。これは4chan開設者「moot」が猫耳のペルソナ(なぜか2chの「しぃ」の格好をしている)である事に対抗して「兎耳を持つ男の子」として作成された。ちなみに名前は「Hiro-tan」もしくは「Mootwo(ひろゆきが4chanの2番目の管理人であるのに由来)」ですw
4chan発祥のミームに「Pedo Bear」がある。2chのクマーが元ネタだが、二本足を意味する「Pedo」とかけあわせて、ロリコン(ペド)の世界的なマスコットキャラクター(笑)となってしまった。
こうした「おふざけ」が次第にマジになり、騒動を起こす経緯はカエルのペペと近い。
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コミケ28(85/8)における男性向け同人誌の特集。なお、当時は「口リコン」という言葉が、男性向け同人誌を包括していたのは有名。文中には「口リコン同人誌のエロ本としての機能が極端に強化された」とあるが、その結果、二次エロはヌキに特化し、今では「ヘンタイ」(rule34)として世界に拡散した。
なんで、こういうツイートしているかというと、さっき読んだ純粋な意味での口リコン漫画『教師ひとり、生徒ひとり。』に感銘を受けたから。個人的に豊島ゆーさく先生を思い出しちゃったよ。
これは80年代の口リコン漫画が理想とした、少女への憧憬とエ口チシズムの復権だ!
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童話「理解ある彼くん」および「生きるのしんどい系女子」のミームをまとめたいな…
今となってはメンヘラ・発達障害系のエッセイ漫画に対する当てこすりとして、本来の意図とは切り離され、半ば形骸化・陳腐化した存在となってるが、そもそもの原初は何処か?誰も知らない。
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謎の漫画家・戸崎まこと。87年頃の『漫画スキャンティ』(光彩書房)に数作発表したことのみ確認されている。その情念あふれるモンドな世界観は、当時同誌で活動していた早見純を彷彿させるが、それ以上に人間の情けなさ、しょーもなさを徹底的に描き出すことでナンセンスの極北に行き着いたと見える。
穴山好男『ボクの日記』
久保書店『漫画ハンター』1979年12月号増刊
#いともたやすく行われるえげつない行為
「児童漫画調の可愛らしい絵柄でえげつないことをする」というパロディの嚆矢のひとつ。#rule34