サスケは少年1964年11月号掲載分(小学館文庫だと8巻所収)だけ小島剛夕さんがペン入れをしています。ガロ12月号からカムイ伝が始まるのでその試行でしょうか。この時の白土先生の下絵ボツ原稿と比較すると最終的に人物を増やした模様。この時期は貸本忍法秘話と真田剣流の連載も平行しています。
こちらは両方とも同じページのカラー原画。原画には自筆の原稿とは別に、色原稿が複数存在する場合があります。片方には写植も貼りつけてあります。こちらの発表はそれぞれ初出よりは下ります。
直接写植を貼りつけない場合は、トレーシングペーパーをかぶせて指定していました。
このように原画にもいろいろあり、指定紙なども含めるときちんと残すためには単純ではない保存方法が求められるのではないでしょうか。
テレビアニメ「サスケ」の放映時期には、絵物語「サスケ」を「小学二年生」1968年9月号から1969年3月号、「小学三年生」1969年4月号から1969年6月号に全10話連載しています。
1967年、「劇画大学」の取材で白土三平に会いに行った #辰巳ヨシヒロ さん。
"劇画"について意見を求められた白土は「劇画というものを意識していないし、劇画の本質とはどういうものか知らない」「手法にしばられないで発展してほしい」と答えている。
初単行本化された「再会」を一言でいうと、"生き生きとしたこの世界"な気がします。何気なく描かれている鳥もしっかりと"生き"ています。
もともと少なかったのかAmazonでは早々に売り切れてしまったよう。カムイ外伝 8: マイファーストビッグ (My First BIG SPECIAL) https://t.co/xIdbP74Yi8
1960年の「きのこ姫」は、唯一少女漫画雑誌に発表された白土作品。かわいい女の子におじさんたちが次々襲いかかっていきます。大人はみな先入観と目の前の利益の世界にのみ生きていて、子どもの機転と自然の知恵の前には歯が立ちません。
#白土三平
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