新本で入手できる「消え行く少女」もそろそろ10年経つので、今のうちに買っておくといいと思います。1冊で全部読めるのもこの本だけですね。
原水爆漫画コレクション3
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白土三平は近所での神野寺虎脱走事件を取り入れて「犬狩り」という作品を創作している。
人の世界をはずれた動物たちの表情がとても自然で美しい。白土三平は初期の頃からさまざまな作品において人と動物の世界の中間を描こうとしていた。ウイルスもまた人の捕食者であろう。
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ゴールデンコミックス版(1966年)や小学館文庫版(1997年の)「忍者武芸帳」のこのようなリライト作業部分は小島剛夕さんがおこなっています。興味のある方は貸本原本(1960年)や復刻版(2009年)と見比べてみてはいかがでしょうか(^^
森町長子さんの「靴」が「ねじ式」ぽいのは、雰囲気と前半の流れが似ているからだろうな。メルヘン。#森町長子
#バロン吉元 さんの短編作品「教師」が素晴らしいのは、冒頭一人の教員の演説がただ滑稽にみえるだけなのに、写実的な扉絵一枚の挟まった後は、冒頭と同じギャグ的な描写が現実味を帯びた悲哀さを強調するものとして読者の心に機能し出すところ。
※ビッグコミック1971年12月10日号
1968年の「雪夜叉峠」「浅き夢見じ」などは小島剛夕プロ作品として西村つや子さん作画で発表されています。小山春夫さんも女性キャラは奥さんが描いていたようだし、女性は女性が描くという流れがあった様子。剛夕さんは「カムイ伝」を抜けた直後ですが、西村さんも裏方として関わっていたかもしれない
「アイヌモシリ独立秘話シャクシャイン」新連載時の小島剛夕さん描くシャクシャインと、後半の小山春夫さん描くシャクシャインの雰囲気がぜんぜん違うのは、「理想」の指導者像と「闘争」の指導者像の違いなのかもしれない。