「アイヌモシリ独立秘話シャクシャイン」新連載時の小島剛夕さん描くシャクシャインと、後半の小山春夫さん描くシャクシャインの雰囲気がぜんぜん違うのは、「理想」の指導者像と「闘争」の指導者像の違いなのかもしれない。
巻頭作品「傀儡がえし」は、初出再録カラー扉両方を収録し、50年来単行本で続いていた写植ミス(てれこ)もなく、名作を元の状態で読むことができます
「ざしきわらし」は幻の母親の口までしっかりと印刷されております
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#白土三平自選短編集
#忍者マンガの世界
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身内が持っていたので、大友克洋さんのオリジナル第一作目「橋とそして」を読みました。老衰して若い頃を回想するが、じつは若い頃にすでに死んでいた、という話・・だと思う。まさに処女作といった暗く難解な印象のストーリー
#大友克洋
1968年の「雪夜叉峠」「浅き夢見じ」などは小島剛夕プロ作品として西村つや子さん作画で発表されています。小山春夫さんも女性キャラは奥さんが描いていたようだし、女性は女性が描くという流れがあった様子。剛夕さんは「カムイ伝」を抜けた直後ですが、西村さんも裏方として関わっていたかもしれない
白土三平は近所での神野寺虎脱走事件を取り入れて「犬狩り」という作品を創作している。
人の世界をはずれた動物たちの表情がとても自然で美しい。白土三平は初期の頃からさまざまな作品において人と動物の世界の中間を描こうとしていた。ウイルスもまた人の捕食者であろう。
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それでも天狗の面のイメージはやはりつげさんの「ゲンセンカン主人」で、この作品はたしか長井さんがラストのページの原稿を削除したことによって名作になったと記憶していて、じつは今回の大全の一番の期待はそのページだったのだけれど、そこに全く触れていなかったので、私の記憶違いかもしれない。