『重版未定』シリーズは完結しましたが、スピンオフのアイデアはたくさんあったりします……ということで、全3巻には収録されていない、作品(未完成)を公開します。
『重版未定/宇宙編』その①
重版未定3 (単行本)   川崎 昌平 https://t.co/QsD8qXZqE7 
   【作者による『重版未定』補足解説】第6話「客注・その2」から。バケツ氏の行動は商売として考えるなら無意味です。でも「自分の会社の本を欲しがる人がいる」から、思わず身体が動いてしまったのでしょう。「通りすがりのアマゾンさ」は……いつか私もリアルで使ってみたいセリフです。
   【作者による『重版未定』補足解説】第5話「客注」から(書籍版では2コマ目のセリフが変わっています)。品切れ重版未定となったタイトルだからといって、資金や在庫リスクの関係から、簡単には増刷できないのが弱小出版社。「求める人がいるのに売れない」という悔しさを私は何度も味わいました。
   『重版未定 2』の新規描き下ろしは全部で4話分。加筆修正なんかも合わせると50ページ近い描き下ろしがあると思います。具体的には「主人公が珍しく編集をがんばっていた本の著者」が登場して、その著者とのヤリトリがお話に絡んできます。
   『重版未定』第32話、鋭意執筆中! 地平線の彼方から現れ「雪の進軍」のパロディを歌っているのは、秋山殿とエルヴィン……ではなく、編集長と主人公です。カラーで髪の毛だけ塗ってみましたが、慣れてないことはやるもんじゃないなと反省。
   さあ、NovelJamも終わった(販促活動とかは残っているが……)ので、自分の本の仕事をします。まずは校正作業! 
   『重版未定』の第31話では、主人公が「持ち込み」に応対します。漫画の編集部とは異なり、書籍系出版社で働いていると「持ち込み」はあまり発生しないミッションかもしれません。私個人に関して言えば、持ち込みするのもされるのも大好きです。
   11月23日(祝)開催のコミティア122にサークル参加します(東京ビッグサイト東4・5・6ホール)。スペースは「し01a」。新刊は『労働者のための同人誌入門 vol.2』。「同人誌なら退屈な日常を変えてくれるかも」と自覚し始めた主人公のA子が、いよいよ同人誌制作に着手します。
   #となりのアマビエさん のリレー漫画に参加させてもらって以来、なんか、ネームがうまくなったような気がする……。
画像は「主任がゆく!スペシャル」にて連載中の『もう雑誌なんて誰も読まねえよ』のネームですが、こう、ページあたりの情報の詰め方を学べた感覚があります。気のせいかな。