小説宝石7月号、「ぽんぽこ書房小説玉石編集部」第10話が掲載されています! 前借りを頼む作家に自腹でお金を貸す主人公。表情を描くのが苦手な私ですが、会心の笑みが。
中野有香合同誌に4P寄稿しました。CMで共演した杏に押忍にゃんが弟子入りするというお話。修行のかいあってめでたくCDデビューを果たした愛弟子・押忍にゃんに師匠・杏が与えたものとは……!? みたいなストーリーです。
【作者による『重版未定』補足解説】第1話から。主人公のセリフは、もちろん「正しくない」ものです。でも「よい中身をつくる以上に、商品を世に出すことが優先される」ことも多々あるのが現在の出版業界です。そうした、建前ではない本音を堂々と言えたら……と思って描いた場面です。
【川崎昌平:同人誌歴】『HITORI BOCCHI NO ONNANOKO』2013年8月、COMITIA105|初めて川崎昌平名義でつくった同人誌。「2001年宇宙の旅」のパロディSFマンガ。2冊しか売れませんでしたが、つくっていて本当に楽しかった。
「お前の絵で百合姫のコンペ応募したいとか寝言は寝て言え」と編集者である私がつぶやく一方で、「この漫画は基本的には雌性交歓がベースと言える」と作家の私がフォローするわけでして…とりあえず闘おう!話はそれからだ。
『重版未定/宇宙編』その②
白泉社から出ている『重版未来 表現の自由はなぜ失われたのか』よりも前につくったアイデアです。人類が宇宙に進出した後、出版文化はどうなるのか……みたいなところがテーマでした。
重版未定3 (単行本) 川崎 昌平 https://t.co/v07vinboKe