あと、アナハイムの強襲を受けた時、完全に利用して使い捨てるつもりだったはずの僧正たちに思わず「脱出を!」と口走っちゃうところに、歪み切る前の善性が滲んでて好き。
銃夢LOでディスティ・ノヴァの肩書きが「博士」に変わってた時、枠外でちゃんと経緯が補足されてたあたりは、やはりしっかりしてた。
故郷じゃ、残虐な人体実験とハッキングで指名手配。博士号どころじゃなかったからね。 https://t.co/30jqG8ECXv
「新九郎、奔る!」の龍王丸、多動癖のある少年として描かれてたけど、最新刊だと吃音こそあれ落ち着きが出てきてる。瀬名一秀という温厚な家臣を得たことが大きかったらしい。
母はあの性格だし、新九郎も彼にはことさら厳しめに接してた。成長のためには「理解ある部下」が必要だったんだろうな。
改めて「新九郎、奔る!」最新刊読んでる。駿河の騒乱、本格的に仕掛けるタイミングは新五郎サイドが決めたというのに、気がついたらチェックメイトという新九郎の手際の良さが怖い。ほぼ初陣のくせに。
新五郎が病で倒れてなかったら、あそこまで調略を許すことはなかったかもだが、後の祭り。
この漫画だと、ヒロインの魂がそこらのチンピラより遥かに「筋モン」なので、「私にだけ優しいヤクザ」の出てくる漫画とはちょっと色が違うけど。
指定団体の若頭である祖父に「どうにもならんかった」って言われるレベルのヒロイン。
MMAの漫画って、両選手の身体全体が見える引き構図を並べることで、唐突でテクニカルな動きを表現するタイプが多い。
でも、アスミカケルは技をかける過程を寄り気味の変形小コマで描いて、技が決まった瞬間を描写した大コマや見開きへの視線誘導の役割を持たせてる。コレが個人的にとても面白い。