セールで買った『むこうぶち』を読んでたら、大麻でエスパー能力に再覚醒した元エスパー少年(でも傀に負ける)の下の名前が俺と同じで微妙な顔になる。
「ヤンチャンWeb」で『凍牌』が5巻分(48話)無料なんで読んでた。
vs.関の後半、このコマの畑山の満足気な笑顔が良い。納得。
そういや1994年の『インクレディブル・ハルク』418号のリックとマーロの結婚式に、デス(DC)の格好をしたデス(マーベル)が、結婚祝い(ヘアブラシ)を渡しに来る、というややこしいシーンがあったなぁ。
しかもこの伏線が28年後、『ジェニス=ヴェル:キャプテン・マーベル』誌で回収されると言う。
コケザルが案外早くに初登場してた(26話目)。レギュラーになるのはもう少し先だけど。
この手の、「大ゴマで人物に影を落として情緒を表現」「前後の小さいコマではカメラがグルっと回り込んでく」的なコマ運び大好き。
小さいコマでも背景をキチンと描いて、カメラのポジションを分かりやすくしてる工夫も良い。
『じゃりン子チエ』第1話、「チエちゃん登場」と銘打ちつつ、テツが父親を騙して仕入れの金を着服するシーンで幕を開けて、そのままバクチ→ケンカと、テツのクズ描写フルコースが描かれてくのが良い(良くない)。
しかしこの背景、カケアミとハッチングで数段階の影の濃さを表現してるのスゴいな。
『プロゴルファー猿』の序盤の強敵・ドラゴン打ちの竜さん。実力もメンタルも強強過ぎて、結局「天運が猿に味方した」とかいう理不尽な展開で負けるのだけど。
それにしてもこのコマの竜さん、「強運ってレベルじゃねぇよ……」って感じの表情と一筋の汗が味わい深い。
114号の15ページ。こう、少し前まで行方不明(AWOL)だったサイクロップスは、ジーンとの仲が微妙になっており、教授とのテレパシー会議中にそのことに気づいたローガンが当て擦るが、サイクは「僕とジーンは完璧に幸せだよ」って言い切る……って流れだけど、訳文はニュアンスが全然汲めてない。
毎度言うけど、この田中敬邦という訳者の「キレの良い口語のセリフを、勝手に文を足してモッタリしたセリフに変える」悪癖は本当に勘弁して欲しい。
こことか、ハンクの体調について伏線を張ってるセリフが長文になって悪目立ちしてるし、級数下げて無理矢理セリフを流し込んでるデザイナーも不憫。