矢作俊彦&平野仁(1981)『ハード・オン』1巻
ジョン・レノン殺害の話題が登場。『気分はもう戦争』(矢作俊彦&大友克洋)でも同じ話題があったよなと思って調べたら、どうやらこの矢作作品2つはアクションで同時連載されていた時期もあったらしい。すごい話だ
矢作俊彦&平野仁(1981)『ハード・オン』2巻
大友克洋さんのようなキャラを茶化す場面が……なんかあった?
矢作俊彦&平野仁(1981)『ハード・オン』2巻
「清文人」という名前の金貸しが登場。『気分はもう戦争』にも清文人将軍って名前で出てきたな。双葉社の清水文人さんが元ネタの人
「ヤクザのくせに気どってらあ」
「忘れるなよ。おれは気どっているんだ」
(矢作俊彦&平野仁『ハード・オン』)
なんというか「ハードボイルドとはこういうこと」という感じの台詞。しびれる
雁屋哲&田丸ようすけ『人狼戦線』(1979年、双葉社)
日本を背後から支配する闇権力を粉砕する、いつものバイオレンス雁屋作品
「扉を開けるのは危険だ!」→「フフフ…なあに(ガチャ)」→「げげ〜〜っ」
光の速さのフラグ回収で笑った
漫画家のノイローゼで思い出すのは、小林まこと『青春少年マガジン』で疲労の末に希死念慮を起こす場面
この作品、他に精神を病んでいく大和田夏希さんや過労の末体を壊す小野新二さんもよくここまで描いた…と再読して感じる
「ボロボロ泣きながら描きました」という帯コメントも切実
吉森みき男『ちばあきおが「サナギになった日」』(「別冊宝島438 ザ・マンガ家列伝」1999、宝島社)
デビューしてからずっと「ちばてつやコピー」だったちばあきおさんが、真に自分の作品を描く勉強のために漫画家を約1年休業する前夜の話。
ページ短いですが、グッと来ます
土田世紀『編集王』を思い出した
本当は文芸志向だったのに、大嫌いな漫画編集部に配属されてしまった人の話
当然脚色されてるけれど、こういう人実際にいるんだろうな… https://t.co/I4M1RnAuKA
史村翔&安達哲『トンビ』(『ヤングマガジン15周年記念作品集 米 COMEX』収録)
ヤクザの父親と刑事の息子の話。トンビが鷹を産むなんてことはありうるのか?
珍しい原作作画コンビの作品