マック・ザ・ナイフ(=並木緑)『悪漢マック』(けいせい出版 KEISEI 21 COMICS、1988)
エロ漫画雑誌初出の短篇漫画がたくさん載っている。絵柄も内容も色々で結構カオス
とり・みき風の1ページ漫画?も載ってる
由起賢二『彷徨の大地』
動物がテーマの短篇集。もう最高です
第2話「The Wandering World」は野生の象とレンジャーの対決を描く
これは「象の習性を怒鳴ってくれ!」と言われてめっちゃ饒舌に象の解説をしてくれるシーン
『イラスト六法 わかりやすい離婚 改訂4版』(2004年、自由国民社)
タイトル通りの実用書で、イラスト担当がまさかの山川直人さん。『シアワセ行進曲』を読んだ後に読むと、シアワセが無さすぎて震える
あと1991年初版のイラストと2004年4版のイラストが混ざってて、山川さんの絵柄の変化も味わえます
たなか亜希夫『リバーエンド・カフェ』一気に読める面白さだった。狩撫さんと諸々あった(らしい)たなかさんには不本意かも知れないけれど、もう狩撫的な何かを感じずにいられない
「ウィッス」は確信的でしょう
三山のぼる『まんきんたん 海へ行けない文太の巻』(テレビランド 1977年9月号第2ふろく)※未単行本化
友達みんなと海水浴に行く予定が、文太だけは父親に自宅で勉強をさせられて遊びに行けない。それを知ったまんきんたんも海水浴行きを諦めて…という話
堀井雄二『カッパ君旅日記』(ビッグコミックスピリッツ増刊号Manpuku! 1997年6月2日)
巨匠の考えるネタは難しい
ちなみにドラクエVIIは現実には来来来年(2000年8月)に発売されました。嘘つき!
五島忠雄&三山のぼる『雲の切れ間から』最終回(週刊漫画サンデー 2005年 1月25日号)※未単行本化
競艇で100万円を、1日で溶かし家賃を払えなくなった住人。それに対し金ではなく〝義理〟で返せばいいと慰める大家の母
狩撫的モチーフがそこかしこに感じられる
「ロストワールド」
全篇狩撫節全開ですが、特にこのくだりを読めば土門巽=狩撫麻礼であることは疑い無いはず
土門巽という筆名は、狩撫氏が影響を受けたという舞踏家・土方巽のもじりだと思われます
小池一夫&村野守美『戦争ごっこはどこへ行った!?』後編(週刊ヤングジャンプ 1983年9月8日号)
戦争ごっこで死んでたまるかいなッ
本好きの人間が…なんで本気に戦争せなならん!!
戦争ごっこやねン!! これは!!