いつきたかし『MAMA』(1986、けいせい出版 KEISEI 21 COMICS)
緻密で濃厚な絵(作品によっちゃモロ大友克洋的な絵柄のことも)で描かれる、耽美で抽象的なエロ劇画作品集
なんだかよくわからん話もあるけど、とにかく凄い雰囲気は伝わってくる
狩撫麻礼作品集 カリブソング
カリブソングという競走馬の名は片山まさゆき『ルーザーズ・サークル』で知りました
競馬とソング(歌)、狩撫作品の永遠のテーマ2つをうまく取り入れた副題だ
1987.9.25「ボブ・マーレイのCDが出そろって、ワタシはゴキゲンだ!!!!!!!!!!(狩撫)」
この頃はまだアナログレコードとCDが混在していた時期?
『ルード・ボーイ』(狩撫麻礼+谷口ジロー)再読
初めて読んだ時には、つげ義春作品をひとつも読んでいなかったんだな。自分がいかに物を知らなかったかに気付かされる…
三谷幸広『フツーじゃないネ!』(週刊少年マガジン 1984年3月21日号)
佳作あと一歩から3年後、晴れてデビュー。しかし画風はよく知ってるものと全然違う。
どういう経緯でドラえもんに関わるようになったのか。同姓同名の可能性もあるが https://t.co/3lV0ckcxbq
三山のぼる『ちょっとハイウェイ』(月刊ジャストコミック 1981年7月号)※単行本未収録
悪友男女3人で誘拐事件を自作自演し、父親の金をかっぱらって逃避行する話
扉絵が気合い入ってる。ちなみに同年9月号から『ノストラダムスの息子たち』が連載開始する
あだち充『タッチ』の3巻(昭和57年刊)では500円札だったのに、9巻(昭和58年刊)では500円玉になっている。時代の流れを感じる変更
三山のぼる『森のバイオリン弾き』(ビッグコミック増刊号 1991年11月7日号)※単行本未収録
再開発で伐採されてしまう森で、最後のコンサートを開催する老人の話。
クラシック音楽ネタが好きな三山さんらしい物語
初期の三山のぼる作品でよく見る、上顎の歯を凹ませる表現。師匠の村野守美作品でもたくさん使われてますが…どこかにルーツがあるのか