舟崎克彦・三山のぼる『噂の玉三郎』第13話(ビッグコミックスペリオール 1990年7月15日号)※未単行本化
動物保護団体と密輸組織の激突が描かれている。派手なアクションシーンも多い作品だ
村上もとか『クライマー列伝』
登山漫画。婚約者や妻を残して登山=死! というのは逃れられぬ掟なのか。上巻の4話中3話がそのパターンで死んでしまうし…
ちなみに残りの1話は、よそへ嫁いでしまう思い人の幸せを願って無事登山成功する
無から有を生む創造の仕事はこれほどまでにきびしい仕事なのだ!
わしは…わしは今後雑談をやめるっ
雑談は無益なばかりでなく有害だ!
きょうかぎり わしは雑談しない!
木本正次&影丸譲也『劇画 トヨタ喜一郎』(復刻版。産業技術記念館、1994年)
そこまで言うのか…
佐久間薫『喫茶ねこ』(2016、小学館「月刊ねこだのみ Vol.12」収録)
猫とふれあえる喫茶店…ではなく、猫が経営してる喫茶店。かわいいですね
藤子不二雄A『プロジェクトPOS—ある事業部の挑戦』(1989、中公漫画叢書)
POS(=Panasonic Order System)
という実在の自転車オーダーメイド事業ができるまでの軌跡を描いた漫画
藤子A作品の中でもかなり異質な作品。でも結構面白かった。この頃はFAXが時代の最先端だったんだな…
たがわ靖之『夜の料理人』
マンションが登場するたびに、同じ構図の絵が使い回されてるのが笑えてきた。全部違う話なんだけど、どんだけ住民の素行が悪いマンションなの
KEN CARTER『BAJA RAIDER』(1989、講談社 モーニングKCデラックス)
80〜90年代モーニングの海外作家シリーズ。これはアメリカ・テキサスの作家のもの
メキシコの農家でバイトしてる若者の日常話。お国柄のせいか(?)毎度のようにサービスシーンも描かれるのだが、あまりにワイルドな絵柄なので…
ナンシー『ナンシーのN.Y.レポート』(1989、講談社 モーニングKCデラックス)
作者はニューヨーク在住の映像作家。日常生活とか仕事のこととかを描いたエッセイ漫画
80〜90年代のモーニング、アフタヌーンってこの手の海外作家の作品がたくさん連載してましたね
冬口たくみ『拳銃百科』(1988、けいせい出版 KEISEI 21 COMICS)
日活ハードボイルド的な作品や、サイバーパンク的な作品が混ざった、不思議な雰囲気の作品集
この作者は諸星大二郎アシスタントを務めたこともあったようだ。この絵柄で…
三山のぼる『スズメのお宿』(ビッグコミック増刊、1992年2月14日号)※単行本未収録
若手歌手と老作詞家の恋愛。それも互いの立場が変化することで関係はこじれてしまい…。
星野之宣
『落雷』(1975年)
『イワン・デジャビュの一日』(1986年)
あとがきで、作者自ら「別人が描いたもののようです。しかたがありません。その間には12年も経っているのですから。」と述べています
#同じ人が描いたとは思えない絵を貼る
三山のぼる『燃える秋』のゲラ刷りを整理
モーニングは作者の近況報告を毎回載せてるから、これまとめるだけでも読み応えがある。コロナが終息したら、また調べ物しに行きたいな