賭けの負債はどうあろうと、ぜったい決めにしたがって支払わなければならない！ それでなければ賭けの神聖さと純粋さはたもたれない！ （藤子不二雄A『無邪気な賭博師』） 賭け事で負け分を払ってくれない人に言い放とう

神田たけ志『氷壁の達人』 実在の登山家・小西政継の伝記漫画 戦後すぐの活版印刷会社で働いていたようで、漫画の中にも仕事場の風景が描かれてて良い 「8ポ明朝かな字の"さ"だ！」

あの人たち以外に候補はいないから、みんな少しでもウソの少ない候補に投票しようと熱心に演説を聞いているのよ （山川直人『言葉の見える街』、「屋根裏」収録） かわいい絵柄で世知辛いセリフが出てくるところが面白いな

谷口ジロー未収録『彼方には蜃気楼の海』（作・高本公夫、Weekly漫画アクション 1980年6月26日号）。内容はトドの恩返し

小林竜雄＋三山のぼる『明日へのカルテ』（ビッグコミック 1997年1月10日号）※単行本未収録 肝臓ガンによる仕事の引退、禁酒のストレスで心身ともにボロボロになった庭師を救ったのは、適度な酒だった。 がん患者のQOLの向上について扱った作品

三山のぼる『アルフ・ライラ・ワ・ライラ』第9話（モーニングパーティー増刊 1987年6月30日号）※未単行本化 しゃっくりが止まらなくなった金持ちの有馬場氏。止められた者に1000万円支払うと宣言したら、ガンジー北京なる奇術師にギロチンにかけられることに…

小池一夫・三山のぼる『臥竜恥記』第1話 巻頭カラー（アクションヒーロー 1981年 創刊号） 絵から伝わるギラギラした感じがたまらない

三山のぼる『よろしくモナミ』（1985、双葉社 アクションコミックス） 高校が舞台の漫画。メフィストとかのシリアスな雰囲気が一番馴染みがあるんですが、この頃のデフォルメ絵のキュートな感じも大好きです

来賀友志・嶺岸信明『てっぺん』 「麻雀はテトリスと同じじゃよ」と言っている場面、これは明らかにボンブリスですね。ペントミノが出てくるし。連載時期からして「スーパーテトリス2+ボンブリス」が参考元でしょうか ボンブリスも名作なので、知らない人は是非遊んでください

改行部分で文字が重複してしまっている誤植 （狩撫麻礼＋谷口ジロー『LIVE! オデッセイ』、ほんまりう『3/4』、青山広美『大三元殺人事件』） 吹き出し内の文章って、頻繁に改行して無理矢理枠内に収めなきゃいけないから、こういうミスはよくあるのかも 「オデッセセイ」は笑ってしまった

兵頭二十八&板橋しゅうほう『ヘクトパスカルズ』（1997年、文藝春秋） 気象予報がテーマの珍しい漫画 スキーリフトを建設するために山頂附近の風の吹き方を調べる話や、豪雪で輸送困難になった食品を運ぶために低気圧の動きを予想する話など。ニッチなテーマだ

ほんまりう『息をつめて走りぬけよう』 V林田さんの復刻本が無事届いたので再読して気づいたこと。こんなところに前山滋さんの名前があった。この頃にアシスタントしてたのかな https://t.co/aGIfGXwEvN