叶精作『今夜も最高』(モーニングパーティー増刊 1987年4月28日)
原作無しの叶精作作品って初めて読んだかもしれない。しかもオールカラー
サブタイトル「How many times」ということで、新婚初夜に何回やれるか?みたいなショートコミック 
   また現実が漫画に追い付いたのか…
(柴田ヨクサル『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』)  https://t.co/WOV4qUws9F
   もりやまつる『ディスオーダー』(1999、講談社 ミスターマガジンKC)
嫁や子供に愛されなくなった警官が、援交女との出会いをキッカケについにブチ切れ、本当の愛を求めてヤクザを強襲し、沖縄へ逃亡する…
全1巻でこの疾走感は素晴らしいな 
   6年ぶりに『STAR DUSTー銀幕の街』(狩撫麻礼&芳谷圭児)を読み返して、この作品が永遠の処女・原節子をリスペクトした作品だと今更気付いた。『淑女たち』に出てくる淑女のリストにも載っているし、狩撫さんらしい題材だ  https://t.co/WpkRgcohHj
   「この社会……もはや中味は問われないのです」
「同感だ。だが俺は中味を探し続けてさ迷ってきた」「あんたの敵だ」
『迷走王 ボーダー』で蜂須賀とあちら側のボスが対決するくだり。表現者としての矜持が感じられて好きな場面 
   ちばてつや『赤い虫』(「ちばてつや追想短編集 あしあと」収録)
背中に赤い虫が棲みつく奇病に悩まされる実体験漫画
その一方でちばさんの草野球チーム「ホワイターズ」結成物語としての側面もありますね。手塚治虫チームに初戦でボロ負けしたらしい 
   藤山鷲太郎『名探偵 茶本義助』(1989、講談社 モーニングKCDX)
大正時代頃が舞台の、カンカン帽かぶった素人探偵・茶本義助が主人公の連作物
ミステリーな話からオカルトな話もあって、結構バラエティに富んだ内容。スクリーントーンを使わない素朴な絵柄がいいですね 
   写植の話題があったので、写植を貼るシーンが出てくる漫画を
DTPじゃない写植時代に装飾文字作るの大変だったろうなあ
竹熊健太郎&相原コージ『サルでも描けるまんが教室』
土田世紀『編集王』
大島永遠『まんがかぞく』 
   そんなことより残念なのは、初出とページが左右逆になっていること。これだとオチの1ページが途中で目に入ってしまって最後の印象が弱くなってしまう