史村翔&相馬雅之『田園いなご組』(1994、講談社 ヤンマガKC)
1994年ヤングマガジン連載。貧乏農村に宇宙から美女が降ってきて、さらにそれを追うヤクザも現れた…というドタバタもの
子供の描き方が独特すぎる。作画の相馬さんの消息は不明
もりやまつる『なんでやねん!』(1997、講談社 ヤンマガKCエグザクタ)
大阪お笑い芸人の漫画。主人公の師匠の着てる服の柄が…
サルまんに附録で付いてたサブリミナルトーンと同じことを実際に使うなんて
ゴルゴ13 9巻「暗い街灯の下で」より
ヒューム卿が「なんだよ。」なんてやたらラフな喋り方をしてる
いや実際は前のコマと合わせて「冷徹なプロ」「なんだよ。」ってセリフなんだけど。ゴルゴ13ってこういう不自然な台詞の区切りが多くて時々困惑する
永野数馬『劣等25%』(1998、講談社 ヤンマガKC)
パンクな漫画。この書き殴りまくりな目次ページで察せられると思う
絵は白くて雑だけど、インディーズの音楽のような魅力を持つ作品
この時期のヤンマガは『カリクラ』とか『ノイローゼ・ダンシング』とか、異才が溢れている
表紙絵を見ると「爽やか学園青春漫画」のように見えますが
このバカ主人公は第1話「先生! 気持ちいいっす の巻」にして、仮病で転がり込んだ保健室のベッドで先生と強引に行為に及び退学処分。その後バイトをしながらのセックス三昧で、一切学校は登場せず
DQNってレベルじゃない主人公
ひろき真冬『K, quarter』(1985、けいせい出版 KEISEI 21 COMICS)
全5話収録の短篇集。ニューヨークの男娼や、東京のヤクザの復讐劇、体を植物化させる男の話と、様々な題材が揃ってる。どれもパンクやSFの香りがあって良いです。あとやはり絵の描き込みっぷりが凄い
佐々玲子『ダンス・オン・ジークフリートライン』(けいせい出版、KEISEI 21 COMICS)
またなんとも残念な絵&ギャグばかりのよくわからない単行本が見つかった。エロ系雑誌に数ページだけ掲載されたナンセンス漫画がおもに収録されている