この『ジ・アニメズム』っていう本、もっと軽い歴代アニメ名鑑みたいなものを想像してた。
実際読むと、村野守美さんによるアニメ技法参考書のような内容で読み応えがあって面白い
三山のぼる『まんきんたん 塾へいかないとえらくなれない!?の巻』(テレビランド 1977年7月号第2ふろく)※未単行本化
塾へ行かないと…コジキになる!!
三山のぼる『つぐない』(ビッグコミック、1991年11月25日号)※未収録
仲の良い夫婦だったが、妻の不注意による事故で一人娘を亡くしてしまう。それ以来夫に対して償い続けるだけの人生を送ることに…
三山のぼる 未収録『鬼手駒(おんでごま)』(原作・毛利甚八、モーニング 1999年2月18日号)
江戸幕府に仕える将棋家の少年が、切腹を命じられた父を救うために将棋を指す
舟唄 1979年発売
陽当たり良好! 1980-1981年連載
「最近の日本の歌」と書かれているから『舟唄=最近の歌』だと気付けたけれど、そうでなかったら懐メロ好きな子だと勘違いしたかもしれない。
やはり昔の作品を読むのには注意が必要だ
グランドチャンピオン(秋田書店)
立原あゆみ表紙なのに、中を開ければ山野一、大越孝太郎、東元というまるでガロのような攻めた連載陣
しかもどれ1つ秋田から単行本が出ていないし…実験的な雑誌だったんだな
時々麻雀漫画のツイートをしてるけど、自分自身は麻雀の実力皆無(点数計算もできない)だから、もはやこれくらい超テキトーな麻雀がやりたい
(青沼貴子『ママはぽよぽよザウルスがお好き みたび』1995、婦人生活社)
夏目房之介『世紀の対決! アトムVS鉄人』
鉄腕アトムと鉄人28号のプロレスデスマッチ。なんだこりゃ
(『戯漫主義の復活』1986、けいせい出版)
矢作俊彦・谷口ジロー『オフィシャル・スパイ・ハンドブック』第1話 あるスパイの生活と意見(Weekly漫画アクション 1983年8月25日)※未単行本化
タイ軍人が所持していた日本の六四式小銃をめぐる話…の前篇。
雑誌表紙も谷口ジロー画
狩撫麻礼&中村真理子『淑女たち』
淑女のリストなるものが登場。狩撫さんの脳内を見せられたような、ある意味すごく濃い1コマだ。ボーダーでも山田邦子さんの話が出てたよな。本当に好きだったんだろうな
由起賢二『アラスカン・ヒーロー(罠師雄蔵)』(「彷徨の大地」第1話)
罠でクマを捕獲する名人が、アラスカを暴れ回るグリズリーに挑む話
『野望の王国』と比べると、人物の描き方がだいぶコミカルになっていて驚いた