10月の紙面では季節物の菊人形と実写の顔を組み合わせた同じような合成写真広告が載っており、こうした戯画的な手法の広がりが面白い。美顔水の広告だけに紳士の名は「木目野細(きめのこまか)」、令嬢は「羽田艶子(はだつやこ)」と掛けているのも楽しい。大正元年10月8日付『都新聞』
明治39年6月10日付『都新聞』、赤十字社の総会が上野公園の博物館内で挙行されるという記事の挿絵が、当時の構内の様子を伝える貴重な情報になっていた。「噴水」の二文字が確認できる。#噴水史
#浅草珍世界 には奇魚も多くやってきている。鹿児島で捕まった白色の鰻はともかく、蛇鰻とはなんだろう。明治38年12月30日付『都新聞』
気になる展覧会:税務大学校租税史料室(埼玉県和光市)「庁舎にみる税務署の歴史」2021年11月1日〜2022年10月31日。税務署庁舎とその地域との関連性に焦点を当て、①税務署の統廃合とその影響、②絵はがきになった税務署、③昭和の税務署庁舎の3部構成展示。#絵葉書
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7月10日付『大阪毎日新聞』には人魚の興行を行った不老会が広告を出していた。絵葉書を発行したのであればいずれ見つかるかも知れない。「人魚ざし」とは何を売ったのだろう。希望者には1000名限定で黒焼を配るというのも気になる。何を黒焼にしたのか。
♪富〜士は日本一のや…まではなかった時代、昭和3年の尋常小学国語読本(3年生用)の写真を発掘した。「富士山は六番目だ」の欄外に、先生が持ち主だった生徒に語って聞かせたのだろうか、一番の新高山と六番の富士山の間の山々がメモしてある。
明治33年2月10日付『都新聞』に明治31年の東京市中での水道給水開始に合わせ創業したという東京給水社の広告が載っていた。量水器や給水管の設置工事を手掛けたようだ。給水の用途として「噴水」も挙がっている。#噴水史