あるいは、回想でしか姿を見せてない帝国皇帝のデンケンへの信認が強くて下手に手が出せない、という可能性もあるかもですが、それが当たってたら「デンケン=柳生宗矩説」がまた補強される感がある。

元々嫁さんの墓参りも兼ねて、死ぬ前に一目故郷を見たいというのが目的なので、政治的ポジションから外れることとバーターで1級試験を受けることを認めさせた、というとこなのかもですが。その割に地位が維持できてるの、魔導特務隊や影なる戦士たちのデンケンへの態度を見るに、人徳なのかしらんと。

#フリーレン、「実力は十分だったのに何故デンケンは一級試験を受けなかったのか」問題、前にも推測はしてたけど、今回のデンケンとゼンゼの会話で「帝国の宮廷魔法使いのトップが、(実質ゼーリエの手駒である)一級魔法使いになるとか政治的に無理だろ普通」という回答が出て、そらそうだよなあと。 https://t.co/Ks3Q6GVIw4

道長「やがては朝廷をないがしろにするものが出て参らぬとも限りませぬ」 師直「何か聞こえたかな？(フルメタル帝を作りながら)」 #光る君へ #逃げ上手の若君 https://t.co/vpGvu2kJct

実家に戻らないと書けないんです！と言い張るまひろを見る道長の脳内光景、多分これ。#光る君へ

まあ、そもそも帝は定子に対する伊周の言動を散々見てきてるので、この引き立ても単なる道長への牽制、嫌がらせというだけではなく、伊周自身への復讐も兼ねているのかもしれんなと。その意味では、伊周の引き立てはまさに「雑巾を飾る」ムーブなのかもですな。#光る君へ

まあ、それはそれとして、この内裏に出仕するまひろを眺める先輩の女房衆がまひろをじっと見る目、既視感あるなと思ったらこれだ。「暇なカレー屋の店主のような眼」は時代を越える…！#光る君へ

序盤で新九郎が礼法の稽古をするシーン、そこから貞宗が礼法の重要性を説く下りが入るの、逃げ若での礼法の戦の話を踏まえて見ると、「敵を討ち取る為の矢としての礼」から「敵を作らぬ為の矢としての礼」になってて、時代の繋がりと変遷を両方感じることが出来て大変にお得ですなあ。

この貞宗、若い頃はこんな感じの好青年だった訳で、これが歳食うと親父そっくりになるとは、まさに血は争えんなと。

左が40代半ばの貞宗、右が50手前の貞親ですから、もう少し歳を取れば、親父そっくりになるよなあと。しかも、これが見た目だけでなく、立ち振る舞いのそれも父を彷彿させてくる訳で、こういうのをきちんと描けるのは、まさにベテランの技ですよ。

例えば最近の話で、16年ぶりに京に戻った足利義視が、不意に伊勢貞宗と出くわした時に口を付いて出たのが、貞宗の父である貞親の名であったり、いつの間にか貞宗も父・貞親に似た表情をするようになったりと、こういう歳の取り方の描写が大変によろしいですなあ。

戦隊パロ作品が元ネタにしてる「戦隊」のイメージが古過ぎたり、下手すると作者の思い込みレベルのものだったりするのに対し、現役の戦隊作品が毎年色々変えてても「戦隊」であることが揺るがないの、郭海皇感ある。