「逆CPと殴り合う」路線を続けていたら「劇場版的エピソードでクレナイ・ガイみたいになってるオサム」は見られなかったのでタイトル変更は正解だと思いますね…読者をヒリつかせながら当初の路線を続けた方がユニークな作品になった、という意見も分かるけども。
オタクの怨霊に狙われるのはワケがあったのですが。「非実在ギャル」が「妖巫女(あやトラ)」と同じような意味を帯びていくの、本当になんなんですかねこの漫画。
涅槃姫みどろ4巻収録「名画座の怪人」、どうにかして読みましょう。電書版はありません。美人なのになんで笑えてしまうんだろうなあ、みどろヘップバーン…
あと自ジャンルから消えた作家(現在の綾城さん)を必死に捜索する3話「7年前の本が欲しい」、SNS時代のミステリという趣があって楽しいです。まあはっきり言うとネットストーキングですが。
「凄い小説を読んだ」という感動が「書き手と親しくなりたい」という欲望に直結する2話、やっぱり「創作讃歌」というお綺麗な言葉からはみ出していると思う。Twitterでなければ(書き手と交流できる可能性が無ければ)生まれなかった作品
「0件ジャンル」の回、スタイリッシュなポーズでTwitterを止めるコマがツボに入る。綾城さんは出てこないんですが、そのおかげで(?)純粋に二次創作の辛さ楽しさを描けた良エピソードです……いや、本当に「主人公から綾城さんへの感情」が中心になると「創作の話」としては純度下がると思うんですよ
他人を勝手にプロファイリングする上に自分を「中島アンチ」には分類したくない七瀬、あまりにも度し難い。でも綾城さんの目に止まるリスクを考えたら、自分でアンチツイートするわけにもいかないんだよな。だからTwitterに感情を垂れ流すこともできず、読者は七瀬が煩悶する姿ばかり見ることになる。
エイリアン9エミュレーターズ、あまり好きではないけど「友情があるから過酷な戦いを続ける」結末は良いし駒井先輩の歌うダサいテーマソングも悪くないかもな、と言うのが今日のちいかわ感想です(なんで?)