「鉄道」と「手伝う」がかかってるわけですが、「鉄道」の表記が「てつだう」だからこそ成立するもので、旧かな遣いを廃止した今となってはピンとこないサゲに。
手伝うは「てつだふ」じゃないかとも思うけどまあそこは…。
こういう旧かな廃止に伴って失われたダジャレってどのくらいあるだろう。
鍋島直茂の三百年祭にあわせて出されたらしい伝記、その名も『鍋島直茂公』の表紙デザインがとてもいい。
鍋島家の家紋「抱き茗荷」のうえに佐賀の鳥カササギがあしらわれていて、和風かつ西洋のエンブレムのようなかっこよさ。こういうドッキングみたことないんだけどこの本のオリジナル?
『人類攻撃禽獣国会』というすごいつよそうな本に遭遇。あとでよもう。
おなじ本ですが、「野菜」に「あおもの」、「馬鈴薯」に「ジャガタライモ」とかながふってあって明治時代を感じる。
親文字の読みそのままでないルビって戦前にはけっこう使われていて、マンガの吹き出し内で多用されるのの直系祖先かなと思ったり。
「ひろのみやひこ」さんは大学で水運の研究をしていて、幼い頃から見られることにはなれており、柏原芳恵とブルック・シールズがタイプという…。
アクションに連載されていたのは昭和最晩年頃。時代性といい、いま読みたい「天皇マンガ」堂々の第1位。厳密に「天皇マンガ」と言えるかどうかはまあ…
松江の伝統工芸「八雲塗」の広告。やっぱり島根は神話的モチーフがよく似合う。