明治時代の博物図鑑的なものをパラパラしてたらこれによく似たキリン図があったのだけど、「之猟猢」とかいてギラヘ?と読ませて「中国に名無し」と。ギラヘは音あてただけってことなんだろうか。 https://t.co/5SE9Z5xhzX 
   「週刊少年マガジン」1972年29号収録、みなもと太郎「日本武尊ー古事記物語ー」より。
かなりインパクトのある景行天皇です。オイッス。
神話をどう描くか、パロディするか、戯画化するか。最近また古事記モチーフの作品で、コミカライズというより二次創作…みたいな漫画がちょこちょこ出ているし、 https://t.co/2I1mJDasee
   「鉄道」と「手伝う」がかかってるわけですが、「鉄道」の表記が「てつだう」だからこそ成立するもので、旧かな遣いを廃止した今となってはピンとこないサゲに。
手伝うは「てつだふ」じゃないかとも思うけどまあそこは…。
こういう旧かな廃止に伴って失われたダジャレってどのくらいあるだろう。 
   そして説明部分には「伊奘諾尊第三ノ御子、天照大神ノ御弟ニテマシマス」とあって西宮戎につながる由緒が書かれてる。この系譜ならばたしかに「西宮太神宮」を名乗っても故ありと思える。
あとこまごま読みが添えられ天照ス太ン神、あまてらすおおんかみと読まれてたらしきこともわかって勉強になる。 
   「具足印の無臭肝油」
戦前の肝油の広告ですが、具足をシンボルマアクにしていったいどんな層に肝油を売りたかったんだ… 
   慶長以来の薬屋、脚気一服薬いろは屋。
雲に乗る幣束をかたどった「敬神」印。これはかっこいい。 
   「有卦に入る」っていうのは陰陽道の俗信で幸運な年回りに入ったということで、子年生まれの人はいつからいつまで、丑年生まれはこうこう……と生年によってきまってたそう。で、それにあわせてこういっためでた尽くしの絵を飾ったらしいのだけど、なんで廃れちゃったんだろう。 
   大正時代に「鯰江震治郎」さんという人がいたらしい。
確実に親が狙って名付けたとしか思えない。もしくは白ひげ方面の能力者。 
   学習漫画のスタンダードな手法ではあるけれど、古事記の物語のなかに「こちら側」のキャラが入って適宜解説をはさんでくれるので、理解のしやすさにも注意すべきポイントにも目配りがとどいているのです。
(『古事記びっくり物語事典』p59) 
   こうして制札版的なものがくくりつけられてるのだけど、やっぱりこの木が御神木で元宮? いやそういうわけでもなさそうな… 咳止め・風邪封じのお守りもくくりつけられていて自由にいただけます。なくなると補充されてるのがほっこりする。