松江の伝統工芸「八雲塗」の広告。やっぱり島根は神話的モチーフがよく似合う。 
   忠臣煎餅のとなりには「忠臣亭」の広告。
かつての泉岳寺前はいまよりずっと繁盛してたんだろう。 
   ありました!明治初年の版籍奉還についての公文録。
さすがに「府中が不忠に通じるから」とは書いてないけど(のでそこは確証なし)「旧名又ハ外唱モ有之ハ丶」2、3の候補を出すのでお取り計らいください、と。
で「静(シヅ)」「静城(シヅキ)」「静岡」の3点のなかから静岡が選出される。 
   ヤマタノオロチは龍か大蛇か、あるいは龍と大蛇はなにが違うのか。昔の神話や絵巻の図版をみてずっと感じていた疑問だけど、こんなものがあった。
一見してほとんど大蛇と龍に差はなく、尾っぽに剣が生えてるのが大蛇、ないのが龍、と解説されてる。
ほんとに?それだけの違い? 
   鍋島直茂の三百年祭にあわせて出されたらしい伝記、その名も『鍋島直茂公』の表紙デザインがとてもいい。
鍋島家の家紋「抱き茗荷」のうえに佐賀の鳥カササギがあしらわれていて、和風かつ西洋のエンブレムのようなかっこよさ。こういうドッキングみたことないんだけどこの本のオリジナル? 
   官報にも「蘭国皇嗣ジュリアナ内親王殿下」の例。
オランダのユリアナ女王ですかね。
しかしオランダは国王でなく皇帝になってる。このへんの境界はいまいちわからない。図版はNDLデジコレより 
   こちらは明治時代、天長節(つまり今日)に祝宴をひらくのでお越しください、というお招きの手紙の見本。
そんな文化があったんだろうか。 
   トライデントもった女神で毒下しのってのはどういう意味なんだろう…。登録商標の「YB」もわからない。謎多い。