『10月の少女たち』萩尾望都:『COM』1971年10月号掲載。3人の少女を描いた全3話のオムニバス短編。初めて読んだのは『ポーの一族 2』フラワーコミックス版。3話とも少女が魅力的で、話も良かったので、気に入った。『ポーの一族』より印象に残ったかも。特に好きなのは同級生同居物の「その2.真知子」
『extra幻魔大戦 ④ part2』[原作]平井和正 [漫画]NN:part2は、全編が『幻魔大戦 7 浄化の時代』の東丈クリスマス講演会。漫画化凄い! 現在、世界中が新型コロナ禍で、日本でも強力なリーダーを待望する声がかつてなく高まっていて、東丈の「悪の救世主」についての警告がタイムリーに思えました。 https://t.co/E6iXvp1WJR
『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論4』小林よしのり:大半が新型コロナワクチン接種への疑義。うちは全員接種したので、よしりんの危惧が杞憂であって欲しいが。よしりんは持病の喘息で幼いころから死と直面してるから、死生観はぶれないだろうなあ。本巻では「子供の虐待を防げ!」が良かった。
谷口ジロー氏は、平井和正が高く評価した(マンガ原作もした)石川球太のアシスタントを数年間していた。師匠の影響か、動物マンガが多い。『シートン動物記』の『狼王ロボ』も描いていて、狼が上手い。ハードボイルド系の作品も多い。平井和正のアダルトウルフガイのイラストに適任だったかもと思った。 https://t.co/zYPIh8jgnN
平井和正「「幻魔大戦」の作者として、作品の大きな流れの中で、故意に書き落としたことがあります。」(『「めぞん一刻」考』)のシーンは第8巻『集結の時』第4章の「夕闇の底に燈火が点る家並に、ある新鮮な懐かしさを感じながら」以降だと思うのですが、漫画では2ページ。もう少し読みたかったな。
『綿の国星 5』大島弓子:白泉社版再読。赤ちゃんを傷つけて捨てられた子猫『猫草』、彼女に逃げられた男『チャーコールグレー』、作家志望の19歳女子『晴れたら金の鈴』、非綿の国星の『裏庭の柵をこえて』の4作が特に好きかな。『裏庭』の小3の少女と男子大学生の友愛関係は今ならもっと厳しいなあ。
この『ドラえもん』てんとう虫コミックス第2巻に収録されているのが「オオカミ一家」。「山神とうげ」に日本オオカミが生きていたり、オオカミ男ごっこに使う「月光とう」とか、平井和正のウルフガイ・シリーズのファンには楽しい回。この作品はずっと覚えていた。ウルフガイ読むより前に読んでたな。
某大手オークションサイトに「エイトマン」の凄い生原稿がきたね。「魔人コズマ」! 『週刊少年マガジン』1964年12月20日号のp65~70とp71~75の2出品。オークションサイトは利用したことないけど、気になる。
画像は『完全復刻版 8マン 6』(平井和正・桑田次郎 リム出版)の「魔人コズマ」より。
祝「エリート」電子書籍化! 主人公の女友達であるジュディは、平井和正作品に登場したあまたの女性キャラの中でも最高にキュートな一人でした。「第2部 魔王ダンガー」で、竜太郎が星空を見上げてジュディを思い浮かべ、人の魂の行方を考えるシーンは、平井作品屈指の名場面だと思います。
『恋はニュートンのリンゴ』(大島弓子)は1990年の作品。19歳の男子大学生が見知らぬ8歳の小学生女児(超天才)に熱烈求愛されて、色々と苦労する話。女の子の両親には責められ、警察沙汰にもなる。8年後の「1998年」、二人は再会できたのかねえ。 https://t.co/ytQOuLDAD0
「キャットニップ 2」大島弓子:一番好きな女性漫画家の最新刊。猫の病気、病院へ連れて行くこと、葬儀が何度も描かれています。元アシスタントNさん死去の回。湯田伸子氏のアシスタント内幕漫画は面白かったなあ。「グーグーだって猫である」のNさん登場場面を再読。大島さんの手術から20年か。